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新司法試験・予備試験の合格を決める君たちから、「スカイプなど、パソコンを使って、教えてもらいたい」という要望が多い。この方法だと、遠隔地の受験生と、わしとの対語が、手に取るようにできるのである。
先日、福岡に住んでいるロースクール生、A君(29歳)と、互いのパソコン上で、話し合った。勉強の仕方から始まって、短答の解き方・論文の解き方・マーカーの使い方等、いろんな質問を受けた。もちろん、わしは、即答する。最初は、画面の向こうで少し、はにかんでいたA君も、時間がたつにつれ見る見る、顔が引き締まってきた。2人のコミュニケーションが終わるころには、お互いに旧来の友人のような感覚になっているのには、驚きである。
それにしても、東京と地方での受験情報、勉強感覚等に関する質・量の差が大きいのに、気づかされる。勉強の情報や熱心さは、ざっと「東京」が100とすると「関西」20、「九州」15、「北海道」10ぐらいでは、なかろうか。その差によって、新司法試験・予備試験の合格率に表われてくる。
地方にいる受験生は、少ない勉強情報等をもとに、自分の頭でよく考えること。物事の本質を見抜く力を養えば、情報等の少ないのは、十二分にカバーできる。
第一、情報等の多い東京でも、ムダな内容がほとんどである。東京の受験生は、いい加減な情報の取捨選択の力をもたないと、大都会の悪い奴に使用されるだけである。東京の受験生よ! 心せよ。
新司法試験・予備試験の合格を決める全国の受験生よ! さあ、今日も一歩一歩、進め!
なお、本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、新司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
「いくぞ」───。
【成川先生の合格語録】
「本質を見抜く力を、養う」
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