新司法試験の女性受験生・A子さんが、悲痛な訴えをしてきた。彼女は、ロースクールを卒業したばかりで、ことしの受験を間近に控えている。ところが、このところ、連日、ネットの書き込みに悩まされている。私生活から、交友関係に至るまで、デタラメな情報を毎日、ネットに書かれる。「本当は、日本国籍でないのではないか」「両親が離婚しそうで、生活が荒れている」「同級生だった彼氏とトラブっている」など、など。
このため、勉強に気が入らず、ことしの合格が危ぶまれるという。
そこで、わしのアドバイス。
① デタラメな情報を無視して、「合格だけを考えろ」である。まず、書き込みサイトは見ないこと。1分でも、勉強に費やした方がよい。
② 著しくプライバシーを侵害されたと思ったら、速やかに警察に訴えること。
③ 君が合格することが、悪質な相手に対する仕返しと思うこと。
一方、いい加減な情報を書き込む者の状況として、こうだ。
① 受験仲間とみられる相手は、ことしは必ず不合格になる。「合格のゴッドファーザー」が、卑怯な者を、許さない。
② 個人の悪口や不幸を願う言動は、回り回って近い将来、自分に返ってくる。「不幸のブーメラン」である。
③ 心根が、ねじ曲がっているから、救い難い。そのうち、病気になるであろう。
④ 相手を批判・評論することは、「表現の自由」である。しかし、自分の氏名を名乗ってやるのが、民主主義の基本的なやり方であり、社会生活の最低限のルールである。民主主義とは、闇討ちをしたり、「便所の落書き」をすることではない。このことを、ネットの書き込み者は、まったくわかっていない。
───新司法試験・予備試験の君は、正々堂々とした人生を送り、適切に新司法試験・予備試験を合格する。
なお、本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、新司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
A子さんも君も、今日もやる!
「さあ!いくぞ」───。
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