【司法試験・予備試験の合格を、決める君へ！　あと1ヵ月後だ――！】
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弁護士をしている父から「昔は、四当五落といって、毎日の睡眠時間が4時間なら合格、5時間なら落ちる」と聞かされた。試しに4～5時間の睡眠で、日中、勉強したが、眠たくて・・・。
＜×：スベる人＞
（1）「がむしゃらに勉強すれば、合格できる」と信じ、睡眠時間を削って、机に向かっている。
（2）勉強時間が長いので、「やることは、やっている」と満足している。
（3）日中眠たく、ボンヤリした頭で、短答・論文を解くことが多い。
（4）徹夜で机に向かった明くる日、“ドカ寝”する。
＜〇：受かる人＞
（1）自分に適した時間（6時間～8時間）と決めて、寝るようにしている。
（2）寝る時間と起きる時間を、ほぼ決めている。
（3）「今日は5時間、明日は9時間」などと、コロコロ変えない。
＜合格ポイント＞
（1）現在では、睡眠の重要性が認識されて、「四当五落」のような非科学的なことをいう人は少なくなった。個人差はあるが、毎日6・7時間の睡眠は絶対に必要である。
（2）十分な睡眠を取ることによって、常にシャープな頭脳を保てる。勉強の能率も上がり、根気も出てくる。
（3） 体調がよくなり、気持ちも自然と前向きになる。すべてのことを、「超プラス思考」で考えられるようになる。
（4）寝ることを、勉強のスケジュールにきっちり組み込む。プロ意識のある受験生なら、「寝ることも、勉強のうち」ということが、はっきり分かっているはずだ。講義を受けたり、問題集に向かうときと同じ迫力で、同じ冷静さをもって、スヤスヤ眠るのである。
（5）1日の予定が終わった余り時間を、寝ようとしない。決して、1日の余り時間を睡眠にあてるのではない。逆なのだ。「まず、十分な睡眠を取る。そして、残りの時間を全力で勉強する」。最も効果の上がるやり方である。このようにすれば、勉強した後、心安らかに深い睡眠を取ることができる。
（6）反対に、ビビりながら寝ると、たとえ時間は十分でも、眠りが浅くなる。そして、起きているときに疲れ切って、勉強の効率が上がらない。
＜裏技＞
「自分の職業は、睡眠業だ」と思うぐらいになる。よい睡眠（仕事）を終えた後、必ずよい仕事（勉強）ができるからである。
なお、本日午前4時更新の「合格ブログ（成川豊彦日記）」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。
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【成川先生の合格語録】
「君の最重要の仕事は、勉強ではない。寝ることである。」
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Q：法科大学院を卒業して3年目の娘がおります。大学、大学院とも私学で、返済しなければならない奨学金が900万円ほどあります。娘は、そのことをいつも気にかけていて、新聞やニュースで奨学金関係の記事が出ると、神妙な顔をします。もしものことがあれば、父と母で工面してやれない金額でもないのですが、家は自営業で負担の大きさは否めません。家族としては、どうしてやるべきでしょう（大阪府・EGさんの父母）。
A：お父さんやお母さんが「お金を肩代わりしてもいい」というと、彼女の気がゆるんでしまうので、今はそっとしておきましょう。それより、早く合格するために、食事などに気を配ってください。法曹になれば、経済力もついてきます。「越えられない試練は、与えられない」と、伝えてください。ご両親も元気を出していきましょう！
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