司法試験・予備試験の合格を、決める君よ!「短答」と「論文」の関係は、どうなっているのだろうか。
「短答より、論文の勉強に力を注ぐべきだ」
「短答に合格したから、一安心。そのうち、論文も通るだろう」
「短答は、論点の知識が問われるから、暗記で通過できる。論文は、文章の試験だから、論証パターンを当てはめればいいだけ」――などなど。
こんな意見が多い。しかし、合格への本質的なアプローチになっていない。では、「短答」と「論文」を、どう考えればいいのか。
(1)法学の見識・思考を試す試験である。司法試験・予備試験は、もともと同じパターンの試験にすべきである。しかし、当局の事務処理や業務などの制約から、2種の試験に分けられたのである。
(注)戦後初期の司法試験では、「論文」だけであった。それも、ほとんど一行問題に近く、「短答」は、なかった。
(2)法学における同じ論点の理解、処理を、○×方式で試すのが「短答」、文章方式で試すのが「論文」。ねっこは同じ。したがって、試験内容が異なるとみるのは、おかしい。
(3)「短答」「論文」とも、その本質は、1行問題化できる。
(4)「短答」は、基本的な問題で、ある。一次試験的な要素があるから、多くの合格者も出る。したがって、「短答」を「論文」と異なる試験とみるのは、間違っている。むしろ、「短答は、論文の前期試験である」。なぜなら、法学の基礎知識と、法的思考が、身についているかを、チェックするものだからである。
(5)そこから推論すると、「短答」で高得点(85.7%以上)を取れば、法学論点の定義(趣旨など)と分類が習得できているとみれる。その証拠に、「短答」高得点者は、ほとんど最終合格している。
(6)このことから、「短答」合格には、あまり意味がないともいえる。「短答」が受かったと喜ぶのは、“筋違い”である。マンガに、近い。「短答」高得点合格に、意味があるのである。
(7)「論文」前期試験である「短答」を第1グループで通過すれば、「論文」後期試験である「論文・本試験」は、必ず合格する。
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「成川式」平成28年(2016年)単年版 司法試験・予備試験 短答過去問集 |
これで、ある。通説化してきたコピー「短答を、論文的に解く」を、地で行く過去問集だ。単なる判例の張りつけ、丸なげ方式を避けた。なぜなら、「短答」は、問題の正誤よりも、解法における論理が大切だからである。分かりやすい解説なので、「論文」試験にすぐ使える(ただし、単純暗記しないで、ください)。
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さあ!今日も本物の受験生になる!“スコーン”と“爆勉”しよう!行け!絶対合格!!
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