総論

2人の司法試験「合格者」が、やってくれます!

司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 2014年10月26日(日)は、平成26年(2014年)司法試験「合格者」講義が、1回完結で行われる。彼らは、「短答 過去問 アレンジ答練」を受講して基本知識を確認し、司法試験・予備試験「7科目・パーフェクト合格ゼミ2015後期(論文編)を受けて、司法試験「試験委員コメント集」のポイントを捉えていった。そのほか、自分なりに、さまざま、“ノウハウの工夫”をしている。君も、受験勉強を改善する、アイデアを掴みに来てほしい! なお、受験の計画や、勉強法などを個別に質問したければ、「平成26年 司法試験合格者の個別相談」もお勧めである。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 受験生活は、「勉強が、面白くならない」「どうしたら、苦手なことを克服できるのだろう」という悩みとの戦いである。“苦手”を多く残しては、合格はままならないし、“その技で、人からお金をもらい、メシを喰う”ことはできない。結局、人生、“自分からやるか、やらないか”。それに、尽きる。
▼わしが以前、知人と飲んでいた時のこと。東京のとある小さな居酒屋。
彼は、弟子を何人も抱える手品の師匠である。
「ショーをやった先で、『どうやったら、そんな風になれるの?』って、よく聞かれるんですよ」。
マジックには、人を楽しませる夢があるから、子供から大人まで、憧れの的である。
「みんな、僕が『生まれつき、器用だからだ』って」。
わしも、そうだろうと思ってうなずく。
「その時、いつも言っていることがあるんです」。
彼は、右手に箸を持ち、一品料理の煮豆の大豆を1つ、2本の細い棒の先につまんで持ち上げる。
「君はね、こうやって僕のように普通に箸を使えるでしょう。この単純な動作を、日本で一度も生活したことのない、アメリカ人の中で一番器用な人に、『ハイ、同じように豆を箸でつまんでみて』と言っても、できないと思うよ」。
確かに、そうだ。
「じゃ、なぜ君は、箸を使えるのかい? それは、すごく小さな時から、ずっと、箸を使ってきたからじゃないのかな?」
「プロの道も、それと同じでね。失敗にめげないで何千回も、何万回も、繰り返し、繰り返し練習するから、身につけられるんだよ」。
▼彼がそこまで話した時、マスターが店終いの準備を始めていた。彼は、立ち上がって、店のスタッフと、飲んでいた数人の客に声をかけた。なんと、今からマジックのゲリラ・ライブを始めようというのだ。彼は、ポケットからトランプを4枚用意。2枚は数字、残り2枚は絵札であることを皆に見せる。そして、数字のカード2枚を裏返してカウンター席の机の上に並べて置いた。さらに、彼はカウンターから2メートルほど離れた4人がけのテーブルを前にして立つ。
「皆さん、今、僕は、左手にハートのクイーン、右手にスペードのキングを持っていますね。この絵柄を、皆さんから見えないようにします」。
彼は、トランプをくるりと裏返して、左右の手に一枚ずつ持ち、腕を伸ばし、両腕を真ん中に寄せたり、左右に開いたりする。
「人は、“横の動き”には、ついて行けます。さあ、今、クイーンの札は、右手? それとも左手?」
観客は、「さっき腕を真ん中に寄せたとき、クイーンを右手に持ち替えたはず」。「いや、左手のままだろう」と、彼の手の動きに、目を凝らす。
彼は、続ける。
「でも、人の目は“縦の動き”に、錯覚を起こしやすい」。
彼は、カードを持ったまま、今度は左右の手を交互に、肘を曲げて胸の方に寄せたり、腕を伸ばして手前に離したりし、“縦の動き”をする。その動きが、一瞬、素早くなった。
「さあ、皆さん。いま、クイーンは、どちらの手?」
誰も、彼の手の動きに目がついて行かない。
その時、男性客の1人が、「アッ!」という声を上げた。観客は、一斉にカウンターの上に裏返して並べられた2枚のカードを見た。
彼が、観客に指示する。
「そこで見ている、女性の方。カウンターの上のカード2枚を、表にしてください」。
開いた口が、ふさがらない。マジックが始まって以来、彼が一歩も近づかなかったカウンター上の、2枚の数字のカードが、さっきまで彼が左右の手に持っていた2枚の絵札(ハートのクイーンとスペードのキング)に変わっていたのだった。客もわしも、拍手の大喜びだったのは、言うまでもない。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! まるで“超能力”のような彼の手品も、技や仕掛けを施した練習の成果(のはず?)である。つまり、“人にできないことは、およそない”。いつまでたってもうまくいかないのは、「私はできる」という“思い”と、“練習量”が足りないのである。
さあ! 今日も一つ一つの動作を確実に、改善しながら“爆勉”しよう! 昨日の自分を、1歩でも、2歩でも、越えよう! 絶対合格!
▼本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。
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Q:夫は、平成20年に法科大学院の既習コースを卒業しましたが、5年内3回の司法試験に合格せず、受験資格を失いました。それでも諦めないで予備試験の受験を続け、先日の発表で、論文式試験に合格しました。もし、口述試験にも通って、再び司法試験の受験資格を得たら、「今度は、上位で司法試験を通ってやろう」と意気込んでいます(埼玉県・DFさんの妻)。
A:ご主人のその気迫があれば、必ずやり遂げられます。まず、予備試験の口述対策は、予備試験「口述模試」でバッチリ対策します。予備試験に合格したあとは、正しい方法をとること。短答は、「平成27年版 司法試験・予備試験 体系別 短答 過去問集」憲法・民法 I ・行政法・刑法・民事訴訟法(以下、続刊)で、決まり。論文は、短答で培った基礎知識を基に、司法試験「試験委員コメント集」をきっちりと読む。これで、上位1桁の合格でも、実現できます。
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