司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 今年、東北から上京し、ロースクールに通学しているA子さん(26)は、都内にいる、おじさん夫妻にお世話になっている。日ごろの感謝を示すため、お菓子を買って、あいさつに行くことにした。近所のお菓子屋で、バラの袋に1つずつ入ったセンベイを4つ(400円)を購入して、アパートに帰った。よく考えてみると、お礼の品として貧弱な気がした。すぐ、走って店へ。店員に「返品して、別のものを買いたい」と頼んだ。相手は、50才を過ぎた、目のきつそうな、おばさん風。
「当店は、生ものを取り扱っているので、一切、返品はできません」と一蹴された。A子さんは、雪国育ちの1人娘。東京での交渉ごとなど、やったことがない。
困った彼女は、わしに相談に来た。「ヨッシャ」と、アドバイスをした。次のことを、そのおばさん店員に言えばどうか、と。
①たった10分前に、買ったばかりである。それに、生物でないセンベイではないか。
②返品して、少し高い品物、例えば600円前後のお菓子を購入する。
③下腹の部分(丹田)に力を入れて、相手の目を見る。少し大きめな声で言う。「上京して、初めてのお使い物です。間違って買ってしまいました。すみません。少し高い品物を買うので、よろしくお願いします」。
早速、店に行って、おばさん店員を前に言った。最後の「よろしく、お願いします」に精一杯の気合いを入れるのを忘れなかった。その声に、ひるんだかのように、おばさん店員は「今回だけよ・・・」と言って、交換に応じてくれた。
アパートへの帰り道、「東京では、根性を入れなければいけない」「試験に合格するのも気合いではないだろうか・・・」と妙に納得していた。
司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 生きて行くためには、迫力が必要である。受験も同じである。迫力を養い、活用するのも、合格ノウハウの1つである。
君も、“ドカ───ン”と行け。
なお、本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
絶対合格だ!!
【成川先生の合格語録】
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