司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 司法試験・予備試験の「短答」で、ある程度の点数を取れるのに、「論文」が“パッ”としない者がいる。そのため、1振・2振、果ては3振する場合がある。彼・彼女たちの失敗の原因は、概ね次の3つに分けられる。
(1)答案の文字が汚くて、判読できないケース
(2)基本的な理解力がないケース
(3)多少、実力があるが、独り善がりのケース
中には、(1)(2)のケース、(1)(3)のケースもある。(2)の人は、少し時間をかけて真面目に改善すれば、合格できる。
問題は、(1)と(3)のケースである。根が深い要因がある。自分の性格を、根本から改善しなければならないからである。
(1)のケース。読んでくれる人の気持ちを察し、読める文字を書くことである。まず、「読んでいただき、ありがとうございます」という感謝の気持ちをもつことから始める。
(3)のケース。問題文や試験委員コメント集を自分勝手に誤読し、答案を書く。ゼミなどの話し合いの場では、重箱の隅を突っつくようなことばかりをいう。自分の意見と違うと、相手に食って掛かる。先方が、何をいっているのかを理解する心の余裕がない。自ずと、自分勝手な内容を書いて、エッに入る。後から、「問題文が悪い」やら「教え方がマズイ」などと、ほざく。
「(1)文字が汚すぎるケース」「(3)一人よがりのケース」は、100%近く不合格になる。困ったことに、彼・彼女らは自分の致命的な欠陥を気づいていないことである。このブログを読んでいる人の中に、もし(1)(3)のケースがいたら、即、直してもらいたい。そうしないと、毎年28,000円とか15,000円を支払って、エントリーしても結果が分かり切っているからである。
司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 君は、自分の弱点を早く見つけ改善できる“1流人のタマゴ”である。5月には、“合格”という領収書を受け取る。
なお、本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
さあ! 今日も“スコーン”と行こう。絶対合格だ!!
【成川先生の合格語録】
「要は、謙虚になるだけ。しかし、これが難しい」
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