【令和7年予備試験 短答式試験日】
令和7年7月20日(日)
【令和7年司法試験 本試験日】
令和7年カウントダウンは,こちらのページです。
令和7年7月16日(水)、17日(木)、19日(土)、20日(日)
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一昨年ほど前に,アメリカのOpenAI社が人口知能「ChatGDP」を開発してから,マイクロソフト,apple,Googl,SNSのX(旧twitter)など,AIを誰でも(無料でも)利用できるサービスを始め,急速に,私たちの生活に浸透しています。
私は,幼稚園のころ,親から国産ワープロソフトの一太郎を自慢され,小学生高学年でWindows95でコンピュータ教育を受けた世代です。その後,30年間くらい「コンピュータは難しい」印象がありました。ところが,先日,マイクロソフト社のWordというソフトでワープロ作業をしていたら,「コピロット」というボタンが出てくる。「…なんじゃ,こりゃ…?」と,検索欄のような空欄に,「数式」という言葉を入れてみた。すると,数式の歴史,重要な数式の説明,数式のこれからの役割…など,5秒くらいの間に,A4用紙にして2ページ半のレポートが出来上がった。見出しや段落付けなど,形式も完璧です。開いた口が全く,ふさがりません。しばし,ぼうぜんとなり,我に返る。法律用語はどうかな?…ためしに,「錯誤」と入れてみました。作られたレポートを見ると,一般的な錯誤の意味や,消費者契約上の錯誤のリスク,消費者の保護…などの内容が書かれています。民法95条は,論じられていません。正直,ホッとしました。言葉の特定が足りなかったのでしょうけれど,もし,法律用語の説明として完璧なレポートが出てきたら,自分程度のやるのことは全く,AIにお任せできる。仕事,どうしよう…となるところでした。
AIは今まで遠かった知見を,一般の人々の手元に引き寄せています。法律実務は,おそらく,埃をかぶった分厚い基本書や判例集を引っ張り出す必要がなくなる。でも,AIが選んだ情報を,取捨選択したり,コントロールするのは人の脳や心でしょう。もし,裁判官が,人工知能を搭載したロボットだったら…。司法だけでなく,政府や国会という統治機構のすべてを備えた,「全知全能のAI」が現れたら…。この辺りは,手塚治虫著「火の鳥 未来編」で,しっかり描かれています。各国はそれぞれの全能AIに政治を頼り切ったが,全能AI同士がけんかを始め,核戦争をおこして人類文明が消滅する顛末です。ほかにも,藤子A不二雄著「ドラえもん のび太の鉄人兵団」「同 ブリキのラビリンス」などで示唆されます。AIに記憶情報を埋めたのは人間ですが,人が競争本能(他者に勝とうという気持ち)を持ち,それを根本の情報としたために,AIが人間をのっとり,滅ぼそうとする。技術革新は,人間の生きる意味そのものです。ただ,たとえAIが生まれ,みな利用できる時代がきても,考えることを止めてはならない。人ひとりはちっぽけかもしれませんが,やるべきことは,しっかりと残されているのです。
今日も元気をだして,頑張ろう。
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