司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! あの“八丁堀の金さん”が、帰ってきた。金先生による「原理と原則の違い」を意識して、刑事系判例百選を解説するゼミが、2014年7月23日(水)からスタートする。2014年12月24日(水)まで。正義感のオーラが漂う“八丁堀の金さん先生”が、“爆演”する。サッカーのワールド・カップよりも、面白い。
では、設問を出します。
【設問】
・ 憲法19条「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない」
・ 憲法76条3項「すべて裁判官は、その良心に従ひ独立してその職務を行ひ、この憲法及び法律のみ拘束される」
2.さらに、2つの「良心」の違いを示しなさい。
【注】
(1)憲法に限らず、司法試験・予備試験の試験科目である法規の条文中、重要な文言は、適確に意味を理解してください。1つ1つの条文の文言が分かると、自ずと条文全体の意味や趣旨が把握できるようになる。
(2)1語1語の意味内容を押えていくことは、大変、面倒な作業である。しかし、この作業が、法学習得の基本である。決して、手を抜かないこと。そして、意味が分からないからといって、「とりあえず、暗記しておこう」というのは絶対禁物だ。
(3)暗記に走ると、脳が嫌がる。そして、勉強それ自体を敬遠することになる。その結果、不合格を続け、最後にはアンドロメダ行きの夜行列車に乗ることになる。
(4)よく、「勉強しても、勉強しても点数が伸びない」と聞く。この悩みの本質、次にある「→」で示す。「1つの用語を分かろうとしない」→「その用語の入った文章全体が理解できない」→「問われている論点が分からない」。逆は、逆になる。
(5)結局、1つの言葉が分かれば、合格することになる。このメカニックを、自分なりに習得してください。
さあ! 今日も“ビシッ”と行くぞ。絶対合格だ!!
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【成川先生の合格語録】
「言葉を大切にすると、“合格の神さま”から、ごほうびをもらえる」
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Q:私は、司法修習生です。昨年、司法試験に最終合格いたしました。現在も修習期間中ですが、出身の法科大学院の後輩に、勉強のアドバイスをメールや電話で、行っております。学生の悩みを聞いていると、勉強が楽しくならない、面白いと感じていないのだな、という感想を持ちます。私自身も、勉強が身に入らず、苦しい日々がありましたが・・・。成川先生は、そういう受験生に対して、どんな風にアドバイスをなさいますか(東京都・司法修習生)。
A:法科大学院の授業の勉強はさておき、試験に合格するためには、過去問に特化した勉強に集中することです。試験勉強を楽しくするコツは、ズバリ、“試験問題に恋をする”。試験問題は、出題者が長い期間をかけて、「どうしたら受験生に答えてもらえるだろう、勉強した実力を発揮してもらえるだろう」と一生懸命、考えて作ります。短答や論文の試験に書かれた文章の一行・一文字は、あなたのために書かれた、というわけです。それが分かれば、難しいと思えた問題を好きになるはずと、アドバイスをしてください。
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