司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 有名な判例や重要な論点でも実際は、分かっていない人が多い。分からない事項があったら、まず定義からしっかり押さえてください。そして、理解した後、少し暗記してほしい。
では、解答を示します。
【解答】
1.内容中立規制とは、伝達するメッセージ(内容)ではなく、公権力が表現を制限する規制をいう。これには、時・所・方法の規制と、付随的規制がある。
2.時・所・方法の規制とは、表現手段を、直接に規制することをいう。
3.付随的規制とは、ある目的を達成するために、弊害をもたらす行為を規制した際、たまたま「付随的(間接的)」に表現活動をも結果的に規制することをいう。
【注】
(1)もっと詳しく知りたい人は、司法試験・予備試験「論文合格ノート」憲法【人権】(スクール東京出版)P117~P122に、分かりやすく図示して説明しています。2013年(平成25年)司法試験・憲法「論文」に出題されました。
(2)付随的規制という定義を、単に暗記するだけでなく、確実に理解してください。そうすると、平成25年の論文問題も難なく解けます。
(3)難しい論点も、分析すると、そんなに難解ではない。意味内容がボンヤリしているから、難しく見えるだけである。本問については、わしの「論文合格ノート(憲法)」を、じっくり見ると、すぐ分かります。
さあ! 今日も面白く、机に向かう。そして、100%生きる! “バシッ”と決めよう! 絶対合格だ!!
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Q:つい先週の日曜日、夫が予備試験の受験を始めるといって、書店で六法を買ってきました。夫は大学も就職も、法律とは縁のないものでして、試験に受かる方法など皆目検討もつきません。あまりお金がかかるようですと、2人の小さい子供をかかえた、家計の負担にもなると思います。法律の初学者が、勉強を始めるとして、だいたい1ヶ月で、どれくらいの費用がかかるのでしょう(長野県・TUさんの妻)。
A:ご主人の状況ですと、だいたい1ヶ月5万円と見積もれば良いでしょう。試験に必要な法律科目全部の教材を全部買おうとすると、30万円以上かかることがあるのですが、一度に揃える必要はありません。「スクール東京」の入門レベルの講座は、1科目あたり3万円弱から購入可能です。資料請求を、お試し下さい。ゆっくり検討されては、どうでしょう。
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