新司法試験に合格して、弁護士をしているA君から、「税金について、わかりやすい本を見つけました」と、ある本を紹介してもらった。「図解・わかる税金2010―2011年版」(芥川靖彦・篠雄二共著)。新星出版社・本体1,500円+税。
「なるほど、面白い」。著者は「税金について、気になるけれど、わかりにくくて抵抗感があるという方たちに読んでいただけるように構成してまとめてあります」という。「一生のうちにかかる税金」として「独身時代の税金」「結婚後の税金」「働き盛りの税金」「老年期の税金」に分けて説明している。
わしが面白いと思ったのは、「所得の種類は10種類」「株式の評価」「自動車を所有するとかかるさまざまな税金」などである。
とにかく、わかりやすい。マンガをもとに、税額計算を算定または図解で示している。網羅的だが、書き方はシンプル。原則として、各項目を2ページに収めている。
この著書は、読者の苦手なところがよくわかっている。それを、やさしく説く。たぶん、税理士としても「ユーザー満足」に徹しているのだろう。
この本を知らせてくれたA君も、弁護士事務所の机の上に常備。クライアントから税金の質問があったとき、まず本書を読むという。「A君!いい本を紹介してくれて、ありがとう」。ただし、新司法試験の受験生は、読まないこと。新司法試験に合格してからは、必読。
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