今週も、また日曜日が来た。“プロフェッショナルな勉強法No.235”を、どうぞ。
▼「オリジナル文房具を、考案する」。
論文の答案を書き続けているが、利き腕が悲鳴を上げている。指の関節、手首が痛み出した。そのせいで、書くスピードが落ちてきているが・・・。
<×:スベる人>
(1)形整外科に行ったら、医者から「腱鞘(けんしょう)炎です」と言われ、処方された湿布を貼っている。
(2)使う道具の工夫は、特にしない。ペンは、細身でボールの硬いものを、相変わらず使い続ける。
(3)字は薄くて小さく、しかも雑。紙面全体が、汚く見える。
<〇:受かる人>
(1)「手が痛むのは、指や手首に無理な力をかけ続けているから」と、考える。書く時の悪い癖を修正し、手のマッサージやストレッチをする。
(2)一番使いやすい鉛筆・シャープペンシル・ペンはどれか、いろいろと買って試してみる。ときには、既存の道具を改造してみる。
(3)あまり筆圧をかけずに、「太く、濃く、大きな字」が、書けるようになってきた。
<合格ポイント>
(1)司法試験では、通常5枚~7枚程度の答案を、8科目仕上げなければならない。予備試験では、4枚の答案用紙で10科目分、書く必要がある。できる限り、字をきれいに書くため、使う筆記具の研究をする。
(2)①ペンのインクは、ジェル系を使うと、手にとって楽に、濃い字が書ける。
(注)ペン軸の指で支える部分に、ゴム製の分厚いグリップ(別売)を装着するのもよい。指に多少力が入っても、吸収してくれるので、疲れないようになる。このように、自分だけの「オリジナル文房具」化する。
②答案構成に使う鉛筆は、芯のやわらかい9B~10Bを使うとよい。
(注1)司法試験・予備試験の試験委員の採点実感には、毎年「小さく潰れたような字で書かれているものがあり、読み取れない」など採点者からの苦言が書かれている。合格をくれる人を、字で悩ませないよう、心がけたい。
(注2)一方、「よほど、汚い字でも読んでもらえる」と豪語する受験生もいる。しかし、合否を分ける点数のところで横並びになった場合、きれいな字の答案が合格するに決まっている。
<裏技>
(1)考案したオリジナル文房具に、いつも感謝の気持ちを持つ。そして、「どうぞ本番で、私(僕)を助けてください」とお願いを込める。
(2)そうすると、ペンや鉛筆が「ハイ、分かりました」と聞き入れてくれ、あなたの「脳の延長、手の一部」として、なめらかに動いてくれる!
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