今日は、考えていただきたいことがあります。
あなたは、会議に出席していました。そのとき、上司より急な連絡があり、重要な案件を頼まれました。どうしますか。
2つの対応が、考えられます。
解答1:今の会議は重要なものなので、案件は後回しにする。
解答2:頼まれたことは、20分もあれば、やれそうです。そこで議長に、1時抜けると、言って退席し、調査後、直ちに上の人に報告し、会議に戻る。
解答1について。出席している会議が重要だから、要件は後ほど、という対応も一応は、筋が通っています。しかし、それがベストの解答でしょうか。上役は、当然部下が電話した時間帯、大事な会議に参加していることは承知です。でも、どうしても必要な調査事項があったのでしょう。それで、調査を依頼したのです。
この場合に、依頼された事項を後回しにした判断は正しかったでしょうか。
相手である管理職の立場に、立って考えてみましょう。
彼は、きっと「頭の硬い奴だ。わざわざ、連絡してきたのだ。俺の意図するところが分からなかったのか。使えない奴だ」と、思ったはずです。あなたへの評価は、下がりました。
解答2について。会議を中座しても、上司の依頼に即行して対応しています。きっと上司は、「こいつは使える奴」と、思ったことでしょう。いずれは、周囲も事情を知ることにより、「機転の利く人だ」と、周りの評価も、上がるでしょう。
人より一歩抜きん出る。それは、ドローンに乗って見ることです。
予備試験・司法試験を目指す皆さんは、ともすると自分のことばかりで頭がいっぱいです。しかし、それでは万が一に合格したとしても、法律家の資格を得るだけです。社会で有用な人間かどうかとは、関係ありません。
他人より一歩先んじて、小リッチであると同時に、社会的な貢献もするような法律家になるためには、目先の事柄にだけとらわれず、ドローンに乗って大きな視野から物事を判断できることが、不可欠です。
社会に役立つ人間になりましょう。
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