思考とは考えること、暗記は覚えることです。どちらが、容易でしょうか。
暗記のほうが難しいのでは。いえ違います。それは、いわば「食べるだけ」で、簡単です。思考は、「これは体にいいかどうか」と、考えることです。
思考中心の勉強は、理解が90%、記憶は10%です。受からない人は、暗記が99%、思考は1%です。これでは、論文は出来ません。
予備試験の受験生のうち、短答問題の正誤の理由をきちんと説明できるのは全体の5%ぐらいではないでしょうか。
これを称して、ジェームズ・ディーン主演の映画タイトルになぞらえると、「理由なき正解」です。永遠に受かりません。
思考が間違っていても、毎日、記憶作業をしている人がいます。女性の中には、
理由を聞くと怒ってしまう人がある。
日本の教育が悪いのか、暗記重視の勉強が続いてきたためでしょうか。
理解を中心で勉強すれば、すぐ学力はつくのに、残念です。
覚えること中心の勉強をするのは、なぜか。
「勉強はしたくない。しかし、バッチが欲しい」からです。非常に卑しい考えです。
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