予備試験短答式試験の前のことです。ある帰国子女に、憲法と行政法の指導をしました。
私の話を聞いて、「法律の講義とは、こんなに凄いものか」と、感動し、家に帰ってご主人に話をしたらしいのです。そうしたところ、彼女の旦那さんが、一緒に私の授業を受けたいと、言い出しました。
ご主人は、とあるベンチャー企業の経営者です。先を見る目がおありなのでしょう。早速、一緒に授業をすることになりました。さすが、若くして経営者になるだけのことはあります。
目利きとは、こういうことをいうのです。先を見通して、少しでも価値があり、自分が学ぶべきものがあると感じたら、素直に受け入れる。
この内容が分かれば、来年、彼女は受かるでしょう。目利きとは、物事が合理的かどうか、正しいかどうかが、分かる感覚をいいます。
受からない人は、その感覚がつかめないのです。このような先を見る感覚が身に付けば、絶対に受かります。
これでいこう!
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