新司法試験の受験生に、わしの若き日の思い出を話そう。大学を出て、新聞社に入ったのが23歳。1年間、東京・大阪で新人研修を受けたあと、はじめての赴任地が山口。1年間、警察回りをしたと思えば、すぐ関西(大阪・神戸)に転勤。26歳であった。神戸支局に着いた、その日、関西地域で騒がれていた晴れ着魔事件の犯人が捕まった。夕刊でその特ダネをものにしたのが、大先輩の秦記者である。秦記者は、「事件記者の鏡」として、新聞記者業界で知れ渡っていた。夕刊の後処理で、神戸支局は大忙しである。記事はとれたが、犯人の顔写真がない。支局長が、「オイ、成川。初仕事だ。犯人の写真を取ってこい。明日の朝刊締め切りまでの、4時間以内に」と、命令された。
通常、被害者の顔写真は比較的、入手しやすい。しかし、加害者の犯人の顔写真は、大変に難しい。家族や友人も提供したがらないからである。普通の記者なら、大変に嫌がる仕事である。
初対面のドスのきいた黒茶けた支店長から、「早よ、行ってきいや」と、やさしく言われた、わし。「ハイ! やってきます」と飛び出して、犯人の自宅に向かった。内心どうしようかと思ったが、まず「やれる」と、自分に言い聞かせた。犯人宅での家族との対応は、あまりにも、どぎつ過ぎるので、ここでは、省略。とにかく、入手できた。写真を支局に持ち帰ると、ドスのきいた支店長と秦記者が待っていた。「よく、やった」と、2人に握手ぜめ。初出勤で、3塁打である。
この一件でもそうだが、難しくても、「やれる」と思って行動したら、達成できることを、わしは学んだ。
あれから40年余りの今。「やれると思ったら、やれる」。このことを、わしの原点である関西から、もう一度、始めてみたい。対象は、新聞報道ではなく、法曹教育に変わったが・・・。
2010年12月19日(日)大阪講演をやる。
(1)14:00~14:50「新司法試験・予備試験の合格ノウハウ」
ここでは、わしの40年間の合格エキスを、若い新司法試験の受験生に、たたき込む。「やって、やって、やりまくれ」である。
(2)15:00~18:10「成川式」マトリックス六法【憲法】を使った講義
択一(短答)と論文の「合格のツボ」を、示す。この3時間で、1年分くらいのノウハウを伝授する。「かかってこいだ」。
(3)18:10~合格の握手会
「合格の気迫を、君の体にぶち込む」。
今までに何十万、何百万人の合格者と、握手をした手で、君の手をガッチリと握る。
新司法試験・予備試験の突破を目指す君が、2011年「絶対合格」を、果たせるように。そう願いつつ、わしは大爆走する!!
※ 「大阪講演」の詳細
※ 「大阪講演」の1分CM動画
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