司法試験・予備試験の合格を、決める君よ！　平成27年（2015年）司法試験の合格発表があってから、11日が過ぎた。「スクール東京」では、2015年9月26日（土）から、論文対策の「7科目・パーフェクト合格ゼミ2016」後期が始まる。講義準備のこの機会に、次のことをした。
過去に、「スクール東京」のゼミや個別指導などを受け、合格して行った受講生たちの論文答案（本試験過去問）を取り出して、検討してみた。司法試験・予備試験の合格者たちの答案の内容には、少なからず、共通の傾向がある。ここで、合格者の彼・彼女たちと、不合格者の文章などを比べてみた。
特徴的な点を、3つ知らせたい。
（1）合格者たちは、答案の文字が、比較的、読みやすい。採点者に「読んでもらおう」という気配りが、感じられる。
ところが、不合格者たちのものは、書きなぐりや、誤字脱字がめだつ。「試験委員コメント集」で、試験委員の先生方が、受験生に対して、「読む人のことを考えて書いてほしい」という注意を出している。このことを、合格者たちは、理解しているようであった。
（2）難しい論点、分からない項目でも、合格者たちは、「自分なりに、こう思う」という内容にしている。それが正しいかどうかではなく、「自分が考えたことを書く」という気持ちが伝わってくる答案が、ほとんどだ。
一方、不合格者のものは、“どこかで、見たような文章”や“論証パターンまる出し”などが、目につく。これでは、高得点を取ることは、できない。
論文試験の採点・評価は、「受験生であるあなたは、どう考えていますか」という点に基づいて行われる。決して、「他人が作った論証パターンを暗記しているか否か」をチェックするものではない。
さらに、「“既製品”の論証パターンを書くと、出題趣旨に関して隠されているポイントとは、ズレル。よって、ピンボケの答案になってしまう」。
（3）「試験委員コメント集」をよく読んで、その分析方法、解釈の仕方などを応用していることが、うかがえる。この点については、ライブ講座や通信講座で、詳しく説明したい。
不合格者は、「試験委員コメント集」をまったく読んでいないものが、かなりある。それでは、勝負にならない。大人と子どもほどの差がつく。
なお、受験生の君には、「過去問をやっても、無意味。もう二度と、出ないから」という愚かな人間にならないでほしい。なぜなら、「論文でも、同じ論点が出ている。分析方法などは、まったく同じ問題が、よく出ている」から。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ！　「合格者の答案」と「不合格者の答案」には、まだまだ違いがある。そんな差や、重要論点をはずさないコツなどを、近くスタートする「7科目・パーフェクト合格ゼミ2016」後期（論文対策）の憲法で、具体的に説明したい。今年は、「トコトン燃える。最高の内容にしたい」。憲法以外の各先生にも、受験生をシャープに合格に導く指導をしてもらえる。この合格ゼミで、平成28年（2016年）の司法試験・予備試験の論文合格を、確実にしてもらいたい。
合格ゼミは、各科目「初回・無料体験受講※要事前予約」ができるので、利用してほしい。また、2015年9月12日（土）、9月13日（日）に開催した、「後期・合同ガイダンス」の動画を配信している。各先生の熱い講義を、視聴してほしい。司法試験・予備試験の論文対策は、これで決まりだ！
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ！　「7科目・パーフェクト合格ゼミ2016」後期（論文対策）を受講して、シャープな合格者パターンになってもらいたい。時は、“学びの秋”の始まりだ。さあ！　“スコ―――ン”と「勝ちに、行こう！」　絶対合格！
▼本日午前4時更新の「合格ブログ（成川豊彦日記）」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。
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【成川先生の合格語録】
「合格ゼミで、合格完成！」
【家族からのレター】
Q：息子（27歳）が、予備試験の受験生です。昼前に起きて、深夜まで勉強する生活が、続いています。今は、「勉強しているから」と、静観しています。しかし、このままでは、社会人の生活慣習を送れなくなる、と心配しています（福岡県、合格ネーム・DTさんの父）。
A：朝は、頭がスッキリしているため、夜に勉強する場合と、勉強効率が2倍違います。このまま、“夜型”の生活習慣を続けるのは、デメリットが大きいです。彼には、朝5時に起きて勉強するように伝えてください。「合格の森」の動画ブログで無料公開中のNo.12「朝型」を参考にしてみて下さい。
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