新司法試験・予備試験が間近になって、このところ、駆け込み相談が続く。九州・関西・中部そして、関東に住む、ことしロースクールを出た人や、1振・2振組、中には3振組も。
「ロースクールでは、予備校も行かずとも、十二分、合格すると言われて、その通りにした。しかし、本試験の問題を見ても、さっぱり歯が立たない」「予備校では、答練を受けたが、本試験の問題とは、まったく違う」などなど。
このような状況が、新司法試験の受験界すべてに覆いかぶさっている。若い受験生たちは、ただオロオロしているばかりである。そして、無理矢理、合格者が約2,000人、はき出されている状況である。法曹界でも、合格者の質の低さを、嘆く声が、日に日に増している。
このような問題点は、驚くことではない。ロースクール制度導入期から内在していた。新司法試験制度が6年目になって、ますます顕在化しただけの話である。
さて、1人の受験生としては、どうするか。
① 当面は、新司法試験制度の良悪を言っても、始まらない。自分は、自分なりに勉強を続けることである。
② 「勉強しても、勉強しても、結果が出ない」のは、基本ができていないからである。多くのことを理解せず、暗記しているだけである。だから、解決策は簡単である。「今から、基本をやる」「理解90%・暗記10%にする」。これ以外に方法はない。このことに気づいて、早く改善する。(もし本気なら、わしが本試験にでる基本を教えてあげる)。
③ 勉強の資料は、「短答」では、過去問と解答、「論文」では、過去問とコメント集(出題趣旨・採点実感・ヒアリング)だけである。予備校の答練は、本番とかけ離れすぎている。
───新司法試験・予備試験の合格を決めたい君よ! 「答えは、新司法試験の出題・ロースクールの現状・予備校の内容ではない」。「答えは、自分である」。そのさい、困ったら、わしが相談に乗ります。いつでも、どうぞ───。
なお、本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、新司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
今日も、「スコ──ン」と、いくぞ───。
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