司法試験・予備試験の合格を、決める君よ！考えることが合格に直結すると、いつも述べている。自分の頭で、思考した後、少しばかり暗記する。それだけで司法試験、予備試験は合格するのである。合格者も、その友人である次の合格者もそうした。そこでワン・ポイントのアドバイス。「試験に合格するには、少数のいい友をもつこと」。ギリシャ哲学の完成者といわれる万学の祖、アリストテレス（紀元前384～前322年）も人間関係について、次のように述べている。
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＜アリストテレスの言葉（1）＞
「多くの友をもつものは、その誰にも友と思われていない」
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▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ！受験仲間は少ないほどいい。自分より、少し勉強ができる人の方が、望ましい。優秀な友と語り、議論するのも楽しいものだ。その人が、よい心の持ち主なら、最良だ。
では、刑法の問題を出します。
今回は刑法の「強盗罪」がテーマです。
【設問】刑法No.20
次のうちXに強盗既遂罪が成立するものを全て選びなさい。
① Xが、金品を奪う目的で、Yに暴行を加えてその反抗を抑圧したところ、Yがバッグをその場に放置して逃走した。その後、Ｘはそのバッグを持ち去った。
② Xが、財物強取の目的で暴行し、Yの反抗を抑圧したものの、隙を見てYが逃走した。逃走の際にYは財布を落とした。Yが逃げ去った後に、Xが気づいてそれを取得した。
③ 深夜、XはY方においてナイフを示して脅迫し、Yから金品を奪取した。その際、実際にはYは強靱な精神を持っており、Yの反抗を抑圧するに至っていなかった。
④ Xは、路上でYと口論の末に喧嘩になり、同人の顔面を強打したため、Yは負傷して動けなくなった。Xは、Yの足元に、暴行中にYのポケットから落ちた財布を発見し、これを持ち去った。
⑤ Xは、Yに対し、金品を奪うために、反抗を抑圧するに足りる程度の暴行を加え、その反抗を抑圧してYから財布を奪ったが、Yは財布を奪われたことに気づかなかった。
【注】
判例がある場合は、判例に従うこと。
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▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ！受験時代に良友を得ることは、素晴らしい。君が、ベスト（ベター）・フレンドをもつことを望みたい。ここで、良友の要件。
①よく考えている人。
②目がきれいな人。
さあ！今日も面白く行こう。“スコーン”と“爆勉”しよう！やるぞ！絶対合格！！
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【成川先生の合格語録】
「目がきれいな友を、もつ！」
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