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司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! ずっとずっと昔のこと。国立大学に在学中のAさんは、「成川式・合格学」や選択科目を勉強するため1~2年、わしのもとに通っていた。シャープで、すぐものごとのポイントが掴めることができる彼は、司法試験に現役合格。その年の公務員試験もクリアし、現在、官庁で重責を担い、活躍している。
1年前から、1人息子も、わしに預け、司法試験合格を願っている。息子さんは公法系、特に憲法が大の苦手というので、指導はまず「短答」の全論点を潰すことからはじめた。いわゆる「短答を論文的に解く」方式である。その甲斐あって、「短答」過去問アレンジ答練では、90%近くの出来である。あとは、「成川式」マトリックス六法【憲法】(PHP研究所)を基にフォローし、1~2か月に1回、短答アレンジ答練を受けるだけで大丈夫。本番でも9割前後の得点が取れるはずである。
次に「論文」。手始めに、平成23年の論文試験からスタート。文字の書き方、文章の記述法。特に、2時間で8ページを書くテクニックなど、合格答案の仕上げ方を、1つ1つ教えた。
平成23年論文の「ストリート・ビュー」での論点について、司法試験「試験委員コメント集」を、一字一句、解読しながら検討する。1~2回は、順調に進んだ。息子さんは、その後、民法やその他の科目の勉強が忙しくなったので、憲法は自分でやりたいという。それは、それでいい。自分で出来るようになるに、こしたことはない。
ところが、先日、所用で彼の父親に会ったので、その旨を話をした。「短答は、必勝です。しかし、論文を途中でやめてしまって、大丈夫だろうか」。
「エッ! 先生のところに行っていないのですか。てっきり、毎週、通っていると思ったのに・・・。早速、再開させます。厳しく、鍛えてください」「自分の苦手なことは、その道のプロに任せないと、うまくいきません。このことは、息子が高校時代から、言い聞かせておったのですが・・・」
30数年前と、少しも変わらないAさんの心意気。年齢に関係ない向上心は、健在であった。
司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 試験においては、「1秒でも短縮し、1点でも加点する」という受験における向上心をもち続けてほしい。そうすれば、司法試験・予備試験は、確実に受かります。向上心をもつために、「嫌なもの、苦手なことから逃げない。むしろ、先にやる」「逃げたら、その瞬間から負けである」。このことを、知ってください。
なお、本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
さあ! 今日も「ドカーン」と行こう。絶対合格だ!!
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