司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 多くの弁護士を抱える有名な法律事務所のトップのAさんは、いつも元気である。久しぶりに会って話をした。
「毎年、数百人の入所志望者が応募しますが、最近、弁護士になる人の質に、バラツキがありすぎる」「昔は、そうでもなかったが、今では、ほとんどの人を手とり足とりで、指導しなければならない」「1年ぐらいは、依頼者との対応を任せられない」「金銭トラブルを解決するのが仕事なのに、自分で金銭トラブルを起こす者もいる」「中には、クライアントを取って、平気で独立する者までいる」「大学・ロースクール・研修所のあり方を、本質的に考えないと近い将来、大変なことになるのでは・・・」とAさん。
最近の法曹事情の話題になると、この先生、くだんの元気さが曇ってくる。わしからは、司法試験・予備試験の状況や予備校の事情などをお知らせした。現在の試験制度や民間教育に携わる人や、ユーザーも、似たりよったりの質のバラツキを見せている。
A先生とわし。「人生の後半を過ぎている我々も、しっかりしないといけない。ひとつの業界だけでなく、日本を明るくするために、お互いにがんばりましょう」と、励まし合った。帰り際、都心の高層ビルの1階まで、わざわざ見送っていただいた。「では、また・・・」と握手を交わした彼の顔は、いつもの元気に返っていた。
司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 人生は、仕事(勉強)だけではない。ものごとを、最後に決めるのは、“人間力”である。根底に誠実な人柄がなくてはいけない。
なお、本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
さあ、“心あるプロフェッショナル”になるため、今日も“ドカ───ン”と行こう。絶対合格だ!!
【成川先生の合格語録】
「実力の根底に、人柄あり」
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