司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 「最近の法曹の実力が、下がった」とよく言われる。では、「どうすれば、実力が上がるのか」の妙案はない。大手の法律事務所では、新入弁護士は1年間トレーニングし、その間、クライアントの前には出さないところもある。そうかと思えば、ぶっつけ本番で何でもやらせるところもあるらしい。いずれにしても、法律実務家としては、自己価値を上げない限り、発展はしない。しかし、どこの業界でも、似たりよったりである。
では、問題を出します。
【設問】
独立行政委員会の、合憲的要件は、次の通りである。( )内を、埋めよ。
(1)( )の( )のコントロール
(2)( )の( )コントロール
【注】
(1)これは、旧司法試験・「論文」の平成20年第2問に出たものである。新司法試験には、憲法・「統治」の問題は、出始めたばかりである。
(2)したがって、「統治」のトレーニングをするには、旧司法試験の過去問に頼らざるを得ない。わしは、旧司法試験の「統治」をすべて、検討した。君に分からないところがあれば、いつでも質問してくれてよい。わしは今、「憲法統治の書き方」対策ゼミ(ライブ通学/wma音声通信)をやっています。「統治」が苦手な人は、どうぞ。
(3)過去問をチェックする場合、ある項目の定義と趣旨を理解し、書けるようにしておく。そこから、出題された論点にアクセスして行けばよい。考え方の筋道を習得すれば、「論文」作成も怖くない。
司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! いつも「本質は何か」を自分に問いただす。その答えを、一言で言えるようにして行く。日ごろから、「本質を一言で表わす」トレーニングをしておきたい。
なお、本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
さあ! 今日も“バシ───ッ”と行こう。絶対合格だ!!
【成川先生の合格語録】
「試験も仕事も人生も、筋道が大切である」
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