司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 試験委員が出題した意図が、分からない場合は、勉強したことには、ならない。「試験委員コメント集」を、まったく見なくて受験する受験生がいるという。「この」「これらの」受験生は、本当は受験生ではないのではないか。世の中に、お金(点数)を提供してくれるユーザー(試験委員)のことを考えないで、事を運ぶということは、ありえません。君は、若いのだから、本質を見極める人間になってくださいヨ。
では、昨日の答えを示します。
【解答】
司法試験「論文」(憲法)の平等
① 「平成22年採点実感2(2)ウ」で、平等権とする理由
平等権を主張する発端が、住民であるXだからである。生活保護を受ける権利は、もともと住民にあるのである。
② 「平成25年出題趣旨」で、平等原則とする理由
平等原則違反の問題にする発端が、B県立大学だからである。学生に教室を使用する権利が、当然にあるわけではない。大学側が、学生に使用許可する場合にだけ、平等原則違反か否かが問題になる。
【注】
(1)平等権とは、国民各自が法的に平等に扱われ、かつ、差別されない個人の権利をいう。
(2)平等原則とは、国家が国民各自を法的に平等に扱い、かつ、不合理に差別してはいけない原則をいう。
(3)両者は、表裏の関係にあり、密接不可分である。したがって、司法試験・予備試験の本試験では、両者の上位概念である。「法の下の平等」(14条1項)を使うことが望ましい。得策でもある。この点について、「成川式」マトリックス六法【憲法】(PHP研究所)P127または、司法試験・予備試験「論文合格ノート」憲法【人権】(スクール東京出版)P48に、図示しています。
(4)では、予備試験「論文」平成25年の平等は、どうなるでしょうか。各自で考えてください。
さあ! 今日も“バシッ”と行くぞ! 絶対合格だ!!
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Q:妻が家事とパートをやりながら、予備試験の短答式試験を目指しています。夜、家事が終わってからも勉強をして、寝る時間が遅くなっています。朝は朝で、私の弁当を作るため早起きしてもらっています。それで、夜の勉強の後、早く寝付くために薬を飲んだりしているようです。ただ、あまり薬に頼るのは、どうかと思えます。実際、顔色も良くありません(大阪府・KFさんの夫)。
A:それでしたら、最適のコンテンツをご紹介できます。「成川式」合格シリーズDVD「合格! 試験前でも、快眠できる方法」です。明日、2014年4月11日(金)より、「スクール東京」WEB通販にて販売を開始いたします。奥様のように、なかなか寝付けないといった悩みを持つ受験生は多くいて、そういう声から、私が薬や医者に頼らなくても、快眠できるノウハウを考えました。このDVDを、ぜひプレゼントして下さい。内容は、笑いながら習得できるものです。
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