司法試験・予備試験の合格を、決める君よ！　来週の月曜日、合格情報誌「法スクール・第2号（税・送料込1,080円）」が、いよいよ発売になる。現在、ご予約受付中である。内容は、2014年7月19日（土）付「司法試験・予備試験ブログ」の記事をご覧いただきたい。「法スクール・第2号（税・送料込1,080円）」を読んで、この夏場で勝負を決めよう！　ご予約いただいている方は、もう少し待っていてください。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ！　ロースクール2年生のA君（30）は、「7科目・入門講座DVD通信」を見ながら、司法試験の受験勉強をしている。法科大学院に通っているので、受験のための時間がなかなか取れない。そこで、自宅で学習できる教材を1ヶ月かかって、探していた。このほどやっと、「7科目・入門講座DVD通信」が最適であることが分かった。今では、毎日2時間ずつ挑戦中。「よく理解できます。過去問を少しずつ、解けるようになりました」と前向きだ。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ！　その彼が、友人の会社員・B君（30）を連れて、先週、相談に来た。
A君「先生、Bが今、悩んでいるので、聞いてあげてください」。
B君「私は、学校を出て事務機販売会社に就職しました。今年で、6年が経ち、この春に係長になりました。入社当時は、営業が面白く、販売成績も上がりました。信頼できる上司である専務が、よく仕事を教えてくれました。ところが、最近、役員定年を1年、残して干されてしまったのです。空き部屋になっていた会長室に追いやられ、手持無沙汰の毎日です」と、一気に話を進めた。「専務は、高校を出て今の会社に入社。先代の創業社長の下で、身をこなしにして働いたといいます。50年が過ぎましたが、2年前社長が死去。10年前から入社していた創業社長の娘婿が幅をきかせています。1流大学出をハナにかけ、いばり散らしています。私など、“オイ・コラ”と呼び捨てされます。1年半前から大学の後輩をコネ入社させ、会社を2人で牛耳るしまつ」「事務機販売の本業が、近年、過当競争で業績が下がり放題。焦った2人は、本業とは関係のないイベント業に手を出しました。事務機販売とは、仕事のやり方が、まったく違うため、手伝いをする社員たちも戸惑っているばかりです。
そんな現状を見かねた専務が養子社長に、度々、苦言を呈した。その結果が、会長室への“島流し”です。私が、仕事のことで相談に行っても、専務は以前のような覇気がありません。やめそうな感じです。そこで、自分はどうなるのか。今の会社は、このまま成り立っていくのか、と悩むばかりです。今の会社をやめようと思っています」と、彼は一端、話を切った。
わし「今後、君は、どんな人生を送りたいの」
B君 「人かどの人間に、なりたいです」
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ！　B君のこれからの進路は次のものがある。
（1）今の会社で、がんばる。
　→しかし、この会社“パッ”としない。いつまで、もつか分からない。
（2）転職する。
　→しかし、彼に自己価値がないと、今の会社と似たり寄ったりの状況になる。
（3）“好きな仕事”を見つけて創業する。
　→しかし、“好きな仕事”は今のところ、見つかっていない。
（4）資格をとって、自分の事務所をもつ。
　→しかし、そこまでの踏ん切りはつかない。
（5）養子に入るか、主夫にしてくれる女性を探す。
　→しかし、それだけはやりたくないと、彼はいう。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ！　今のところB君は、八方ふさがりだ。しかし、30才で大いに悩むとよい。「人生とは、何か」「社会は、どうなっているのか」などに1つずつ答えを出していくことである。
B君に比べ、君は司法試験・予備試験というハッキリしたターゲットがある。人生や社会を積極的に渡ろうとしている。同じ世代でも、B君のように、“自己価値”を上げる道が見えない訳ではない。そこで、今回の勉強を一生けん命に仕上げ、来年の合格に結びつけたい。
さあ！　“ビシッ”と行くぞ！　絶対合格だ！！
▼本日午前4時更新の「合格ブログ（成川豊彦日記）」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。
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【成川先生の合格語録】
「悩むのもよい。その先に光が見えてくる！」
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Q：35歳の息子が、「旧司法試験・4年→法科大学院入学・3年→浪人5年」でも、合格しませんでした。今、予備試験を始めています。働きに出るわけでもなく、あまりに受験生活が長引くので、困っています。親の言うことは真面目に聞く性格で、どうにか、合格させてやりたいと思うのですが・・・（東京都・MAさんの父母）。
A：受験生活が長引く人は、“周りに振り回されすぎている”ことがあります。学校の先生が言うこと・予備校の見解・受験関連の本など。頭の中が、“他人の情報”で一杯になっても、合格にピントのあった勉強はできません。まず、自分の考えを持つこと。彼は、すでに十分な法学の知識を持っていると思います。それを自分で組み立てて考える習慣をつければ、合格は難しくありません。頑張ってください。
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