・仕事がら、いろんな出版物を読むことが多い。専門書・一般書・雑誌・新聞それに、IT関連情報・試験問題など。私は、文章術を研究している人間としては、感じることが多い。
・まず、IT関連情報について。SNSなどの中に表わされている文章群は、日本語とは異なるものである。まず、“てにおは”がまったく分かっていない。論理など、おかまいなし。日本文というより、記号群といってよいものがほとんど。内容も、“パッ”としない。「私生活のザレゴト」「お金がほしいだけの、トリックPR文」「他者への悪口集」など。これらを、昔の人たちが見たらどう思うだろう。
・しかし、日本文の乱れは、IT関連物だけではない。国家試験の本試験・問題文の中にも、雑なものが多い。法学の試験や超1流といわれて大学の入学試験文なども、例外ではない。いつか、具体例を示して、説明したい。
・さらに、1流専門書の中にも、意味不明文が、かなりまじっている。書いている人は、国家試験の試験委員を務めたり、通説的な基本書の執筆者である。困ったことである。
・さて、“考える”人間が多い集団・社会・国家は栄える。その“考える”は、まず文章に表れる。このブログを読んでおられるあなたは、予備試験・司法試験を合格した後、日本社会の指導的人間になる人です。そのために、まず、足元の“日本文”を大切にしていただきたい。
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