「『恥しい』と思う気持ちを、かまし上げろ!」
▼なかなか、本試験に受からない人には、いろんな要素がある。司法試験・予備試験に2回以上滑っている受験生に、共通する精神状態がそれ。今回は、そのうちの1つである、羞恥心を取り上げよう。「恥しい」というマイナスの気持ちが、向上したい心を、邪魔する。
①「分からないところを、先生に尋ねるのが、カッコ悪い」
②「逆に、先生や講師から質問されるのを、極端に嫌う」
③「皆の前で、しゃべるのは苦手だ」
④「いい講義やシャープな先生のクラスは、“厳しい”からといって、受講しない」
⑤「ミニ・テストや答練を受けたがらない」
▼この手の受験生は、勉強に関して、好き嫌いをするのだ。学習能率が上がるとか、確実に合格するとかを重視していない。当然のことだが、成績が伸びない。何年受験しても、落ちてしまう。彼・彼女たちは、受験を“将来の仕事の準備”とは、位置づけていない。単なる趣味や時間つぶしなのである。これは、本人が認めていない心の奥の奥の信条である。ところが、そんな気持ちが、試験に出てしまう。「短答」では、最後の肢をしぼる時、ほとんど外してしまう。「論文」では、暗記した論述を振付けて、ごまかそうとする。
▼受験勉強をする上で、恥しいことなどない。成長しようと努力している人を、だれも軽く見ない。どんなことでも、積極的にやろう。
「分からないところは、トコトン考えて、質問する」
「過去問答練は、ドンドン受けて、自分の弱点を発見し、補強する」
今、質問することや、点数が悪いことは、問題などではない。次に向かって改善・改良すれば、いいからだ。問題なのは、「恥しい」と思って、進歩を自分から、止めてしまうことだ。この消極的な気持ちを直さないと、多くの時間とチビチビした費用をかけても、“合格の神様”は、納得されない。「君は、社会というものをナメテイルのだね」とペナルティをくわされるだけだ。なお、先に述べた①~⑤を合格者に話したら、「難しいことですが、その気(本気)になれば、なくなるでしょう」とのコメントを、もらった。
▼「恥しい」と思ったら、受験を止めることも、考えてもよい。なぜなら、マイナスの気持ちでは“吉”は、実現できないから。さあ!君のこの人生、元気で押しまくろう。“スコーン”と“爆勉”しよう!
(注)「かまし」「かますこと」とは、まず自分を勇気づけ、次に相手をも勇気づけ、さらに、相手(試験や対象者ほか)を少しビビラセルことをいう。
行け!絶対合格!!
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