今週も、また日曜日が来た。“プロフェッショナルな勉強法No.271”を、どうぞ。
▼「眼の前の仕事は、すべて改善のチャンスと思う!」。
X雑誌社で原稿の下書きアルバイトをしているAさん(28歳)とB君(26歳)。2人は、難関国家試験の受験生でもある。仕事を始めたときの実力も、アルバイト日数もほとんど同じ。同じ年に受験し、Aさんは合格、B君は不合格だった。原因は、何だろうか。B君が合格する方法は、あるのだろうか・・・?
<×:スべる人>
(1)原稿を完成させ、上司からOKをもらうと、「自分は、優秀なのだ」と勘違いする。
(2)本当は、文章の内容を考える作業が、苦しくて仕方がない。1つ仕事が終われば、苦しみから解放された気分になる。書く途中で聞いた、人のアドバイス・注意点も、全部“パァーッ” と、忘れてしまう。
(3)国家試験の論文対策でも、仕事と同じように改善が見られず、結果が出せない。
(4)そのため、ずっと、アルバイトの身分から、抜けられない。
<〇:受かる人>
(1)原稿1つを書き上げる中で、①自分で工夫・発見したこと、②他人からの意見などを、「ストック」「失敗ノート」に溜めていく。
(2)時間があれば、「ストック」「失敗ノート」を、入念にメンテナンスする。次の起稿では、ノートを見返してから、作業を開始する。
(3)国家試験の論文対策では、アルバイトで工夫したやり方を応用した。結果、最終合格した。
(4)勤め先から、「X社の正社員に、なりませんか」という、うれしい通知をもらった。
<合格ポイント>
(1)B君とAさんの違いは、「与えられた仕事との向き合い方」つまり、「脳が、怠け者か、働き者か」かの違いである。である。
①B君は、「1コ1コの作業を、“とりあえず”終わらせればいい」と思っている。新しい仕事を始めるたびに、「時間もネタも、足りない」「僕に、このテーマでは書けません」「だれか、他の人にやってもらってください」とボヤいている。
②Aさんは、「目の前の仕事すべてが、自分の改善力を試す作業だ」と考える。改善の軌跡を書き留めた、「失敗ノート」を我が身の分身のように、大切にしている。
(2)アルバイトの仕事を、「ただのアルバイト」と思って、済ませない。眼前の仕事は、全てが自分の改善力を試すチャンスだと思う。心を込め、一生懸命やる。
(3)私の下で、アルバイト仕事から始めて、国会議員や国務大臣になった人も何人かいる。仕事・人生を、決してナメては、いけないのである。
<裏技>
(1)B君は、Aさんを見習って「一生、アルバイトのままでいいのか」「試験に受からなくてもいいのか」を真剣に考える。まずは、「ストック」「失敗ノート」をつけることから、始める。
(2)「一日一生」「一瞬一命」を肝に命じ、「働き者」に生まれ変わる。
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