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司法試験・予備試験の合格を、決める君よ！　特定秘密保護法（4党修正案）が、このほど衆議院を通過した。週半日の休みのときに、新聞に掲載されている同法の全文を通読することを、君に勧めたい。特に、目的（第1条）、特定秘密の指定（第3条）、別表、理由などをじっくり読んでもらいたい。法令審査において、法令違憲か否かを、自分なりに考えてください。この問題は、平和主義・統治権・表現の自由・知る権利など憲法上の重要な論点に関係する。この数年、中国、韓国、北朝鮮から我が国に対する軍事的圧力が増している。日本国民は、国民主権と平和主義という観点から、じっくりかつ適切に処理しなければならない。
▼ところで、国民は憲法について、ほとんど理解していない。国会議員さえも、憲法知識や憲法的思考があるかどうかも心もとない。
そこで、君の出番である。憲法をじっくり勉強して、司法試験・予備試験を突破する。合格後は、各分野において憲法的思考を啓もうしていただきたい。そして、国民主権（正当性の契機・権力性の契機）の重要性を説いてもらいたい。
憲法の知識は、君の将来の仕事には直接、関係しないことが多い。しかし、“国のあり方”というマクロ的な側面では、必須のものである。そのため、仕事を離れた国民としての場面で、憲法を知らない人たちを指導してください。これも、プロフェッショナルとしての君の社会的貢献であり、社会的責任でもある。
▼国防問題を含めた「統治」について、わしが「憲法統治」対策ゼミ（短答）を、12月5日（木）12日（木）19日（木）26日（木）の4回で完全フォローします。「統治」が弱い人、「統治」に時間を割けない人など、コンパクトに完成させたい。「論文」とも、リンクさせて講義する。これで、合格だ！　いくぞ――。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ！　今日は、少し固い話になったが、この機会に、君が日本社会の指導的立場になろうとしていることを自覚してもらいたい。そのために、“思考するプロフェッショナル”になる。決して、“単純に走るパッパラパー”にならないように。なお、本日午前4時更新の「合格ブログ（成川豊彦日記）」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。さあ！　今日も“ドカ――ン”と行こう！　絶対合格だ！！
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【成川先生の合格語録】
「憲法を理解し、国を守る！」
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Q：ロー・スクール3年コースの2年目の息子がおります。陽気な性格で、先日「友達の結婚式のスピーチ頼まれた」とのこと。「中間試験が近いし、行くべきかどうか迷っている」とも言っておりました。結婚式くらいなら・・・と思うのですが、いかがでしょうか（愛知県・ASさんの母）。
A：スピーチをお願いするほど、信頼してくれる友達なら、依頼を受けても良いと思います。ただお分かりかと思いますが、彼は受験生です。宴会で一日を潰すようなことはないようにと、アドバイスください。「半日で切り上げて、勉強しては・・・」と。
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