【令和7年予備試験 論文合格発表】
令和7年12月18日(木)
【令和8年司法試験 試験日初日】
令和8年7月15日(水)
令和7年カウントダウンは,こちらのページです。
令和8年カウントダウンは,こちらのページです。

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いつも,読んでくださりありがとうございます。
令和7年の予備試験論文合格発表まで,あと1週間です。
司法試験CTBプレテスト受験の受付が始まっています。
今日は,司法試験の短答・論文総合成績表を解析しようと思います。
司法試験は,短答(憲・民・刑/3科目)と,論文(憲・行・民・商・民訴・刑・刑訴・選択/8科目)の合計が,770点以上で最終合格です。
短答の合計点が175点(憲50・民75・刑50)である関係で,論文1科目100点は,1.75倍されて合計されます。
令和7年の短答(合格者)平均点は110点,論文平均点は390点と,公表されています。ここから分かることは,短答も論文も平均点を取れば,770点の合格ボーダーを超えてしまう,ということです。110点+390点×1.75=792.5点 となるからです(総合順位1392番付近)。
390点÷8科目=48.75点 で,論文1科目あたり,半分に満たない点数で十分です。
お分かりのように,ぶっちぎる必要がまったくありません。
司法試験の論文は,予備試験論文と比較するとページ数が多く,「むつかしい」「問題が長くていやだ」類の先入観を持って臨み,メンタルで潰されることもあります。十分な実力があってもです。本当にもったいない。
令和7年で2回目の司法試験受験をされた方の成績表をもとに,詳しく見ていきます。

ご覧の通り,総合成績表は各系統の合計点は分かるけれど,科目ごとの点数は表示されません。これでは,何をどう改善すればいいのか,分かりません。
そこで,下のような表を仮で作りました。A~Fランクを点数に変換する表です(統計上,ランクの点数や幅が異なると考えられる)。

ランクを点数に直すと,たとえば下のようです。

選択科目が50点,短答が100点取れたとして,総合成績は703点です。
ここから,どうするか。公法系は憲法でAを取れたため1250番付近で,合格圏内です。系統の中で1つでもA評価が付くと,安全圏に滑り込めることが分かります。
問題は,民事・刑事です。A評価を目指すのは,ホームランを打ちに行くようなものです。きついです。まず,バットに当てよう。
つまり,D・E評価を,C評価へ上げる。これで,20点。あわよくば,B評価をさらに1つ増やし,選択科目をあと5点プラスする。すると,30点。
これを1.75倍して703点に足すと,総合点755点。合格圏まで,あと15点。短答を,各科目2~3問正解すれば,最終合格に到達する。
論文1科目,C評価以上(40点~45点)とるのも,分析するとそれほど難しくない。
1科目あたり,だいたい設問が3つほどです。同じ配点割合ではありませんが,かりに同じとすると,一つの設問で15点~20点を取れれば十分。
おおまか,①答案構成,②条文番号,③定義・趣旨,④当てはめに必要な事実の抜き出し,のように点数が割り振られていると考えられます。
毎年公表される採点実感には「不良」「一応の水準」「良好」「優秀」にランク分けされます。おそらく,①~③だけで,設問1つあたり,15点(一応の水準)に到達する。これを,各設問そろえる。言い過ぎをおそれずに言えば,司法試験の長文の中から,必要な事実を1つか2つくらいしか抜き出せなくても,助かる可能性がある。なぜか。試験現場で熟読している時間はないからです。つまり,④で受験生に差が付くわけではないと推測できる。論文試験を,自分からむつかしくしてはダメ。
この方が,令和8年の合格を目指すためには,まず短答の点数を,合格者平均レベルに上げること。論文は,答案構成を見直し,必要な条文や定義が出たかどうか(形式面)を,再度検証すること。これだけです。D・Eランクを見つめて,思考停止してはいけません。最終合格は,すぐそこです。
それでは,頑張っていこう!
絶対合格!!
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