今週も、また日曜日が来た。“プロフェッショナルな勉強法No.236”を、どうぞ。
▼「ビビリをかまして、試験に勝つ」。
受験本番が、近づく。日に日に、勉強をやりたくなくなる。居ても立ってもおられず、この場から逃げたいが・・・。
<×:スベる人>
(1)気持ちが、“ドーン”と落ち込んでいる。朝、起きても頭が働かず、しばらく“ボーッ”としている。
(2)調子がいいときの50%くらいしか、実質的な勉強時間が確保できない。
(3)誰にも会いたくない。人から何か言われるのが、嫌だと感じる。
<〇:受かる人>
(1)気分が落ち込むのを感じつつ、何が原因かを冷静に分析する。
(2)休憩を、こまめに取る。1日あたり、予定の80%程度の勉強時間を維持している。
(3)先生やよい受験仲間と、情報のやり取りを活発に行う。
<合格ポイント>
(1)重たい気分の原因は、本番に対する“ビビリ”である。今回の試験にかけた費用や時間が多く、合格への期待が大きいほど、「失敗したらどうしよう」という恐れが出てくる。
(2)試験に対して気持ちが負けると、例えば、体調を崩すとか、他人の忠告が自分への意地悪に聞こえるなど、さまざまな弊害が出てくる。結局、いい事はない。
(3)逆に、気持ちで勝つには、暗い気分に引きずり込まれないよう、「プラス思考」を止めないことだ。そうすると、自習へのやる気が起こらなくても、勉強以外の受験準備がたくさんあることに気づく。
例:会場下見の段取りを、決める。
本試験日程中の、行動計画表を作る。
体調管理のため、食事のメニューを考える。
試験前の勉強を、どこで打ち止めるか、その内容・時期を決める、等。
<裏技>
(1)試験に対して、前向きになれない自分を発見したら、「たかだか、試験じゃないか!何をビビッているのか!」と一喝する。
(2)走り込み、筋トレ、瞑想、寝具の工夫(まくらの高さ・硬さの調節など)による睡眠コントロールなどを試してみる。
(3)それでもダメなら、「合格抄」を読む。自分の中に渦巻いていた、恐れや雑念が、吹っ飛ぶ。
(4)年に一度の大勝負だ。「思い切り、楽しむ」くらいの気迫で行こう!!
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