・世の中に驚くべき人も、いるものである。奈良に住む佐藤亮子さんは、4人の子供全員を、東京大学・理科3類(医学部)に合格させたママさんである。
その奮闘記をいろいろ書かれている。その1つ『受験は母親が9割』(朝日新聞社出版)。
このタイトルに、“ハッ”としました。私が日ごろから説いている「合格は、ノウハウ9割・勉強1割」と、同じ趣旨です。
「勉強しても、難関は受からない」。
受かる方法(ノウハウ)を習得すれば、確実に合格します。彼女の言葉を読んで、「まったく、その通り」と感じました。
<佐藤亮子の言葉(1)> |
「家に受験生がひとりでもいたら、盆も正月もナシ」 |
・この本を読んで、驚くことが多かった。佐藤さんは、小・中・高校生を対象に合格ノウハウを書かれている。ただ、予備試験や司法試験と共通する項目も多い。
私と、“ドンピシャ”のところも多々あります。
彼女は、4人のお子さんに、私は、「新・成川ゼミ」で、受験生に「本当の受験術を、教えています」。
では、刑事訴訟法の問題を出します。
刑事訴訟法テストNo.4[問題編]
次の記述について解答せよ。刑事訴訟法名は省略する。
➀317条は,「事実の認定は証拠による」と規定する。同条の「事実」とは何か。
②次の(1)(2)それぞれを証明する際,「厳格な証明」が必要か。
(1)アリバイ事実
(2)自白の任意性
③司法警察職員Oは,甲を通常逮捕するためその自宅に赴いたが,甲は不在であり,同居している甲の妻から,「あのろくでなし(甲)は,もう間もなく帰宅する。」と聞いた。
(1)Oは,「あ,そうなんすね。なるほどなるほど。でもこっちも時間ないんで。奥さんに逮捕状を見せときますか。ご確認いただければ幸いです。ハイ。」と言いながら得々として妻に逮捕状を示した。Oの妻に対する逮捕状呈示は適法か。
(2)Oは,妻に逮捕状を示した後,「それでは,さっそく」と言いながら,甲宅内の捜索を開始した。Oの捜索は「逮捕する場合」(220条1項柱書前段)に当たるか。
④採血に関して次の(1)(2)について解答せよ。
(1)捜査機関が被疑者に対して行う採血は強制処分に当たるか。
(2)採血が強制処分に当たるとして,いかなる令状が必要か。
⑤甲は,適法な手続きに則って逮捕に着手した警察官を振り切って,たまたまドアが開いていた近くのダンス塾「OXILEダンス塾」(塾頭はOGK)の事務所に逃げ込んだ。警察官は,甲を追って同事務所に立ち入ることはできるか。
⑥伝聞証拠の定義
⑦甲は,乙から金員を騙し取ることを思い付き,その方法・手順等を鉛筆でメモに残した。検察官が,甲の詐欺被告事件の公判において,同メモに記載された内容を立証する証拠として使用する場合,同メモは伝聞証拠に当たるか。
⑧共同被告人の法廷外での供述について次の問いに答えよ。
(1)伝聞証拠に当たるか。
(2)証拠能力を認めるための根拠規定は何条か。
・佐藤さんのお子さんが、その後、立派な社会人に成長してもらいたいと思います。
よいところは、どんな人からも学びたい。
絶対合格!!
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