ある科目の重要論点を、さっくり理解し、表現することが、予備試験・司法試験のコアの勉強である。しかし、ほとんどの受験生が、このことを実行しない。
みんな、暗記することで、分かったつもりになって、先の先へ進む。なまはんかな知識をベースに、軽い知力で、受験に向かう。その中で、合格する人もいたり、不合格になる人もいる。
例えば、憲法・統治における、「国会」について、その本質を、予備試験・司法試験に出る範囲で、受験生に質問しても、“パッ”とする理解を示す人は、いない。
刑事訴訟法における「伝聞法則」についても、その定義・趣旨・問題点などを、予備試験・司法試験に出る範囲で確実に理解し、文章かできる(読み手を分からせる)人は、いないのではなかろうか。
いつか、この点に関して、私の考えをあなたに示したいと思います。
一般的にいって、試験科目の重要事項についても、受験生は、
「なんとなく、理解し」
「不確かに、整理し」
「分かったつもりで受験し」
「受かったり、滑ったりしている」。
こういうことでは、本当はいけない。しかし、現在の試験制度では、「いいかげんでも、受かるようになっている」。
困ったことである。しかし、受験生だけに変化をかぶせるだけでは、何の解決もならない。
試験制度の貧困が、実社会にも多くの問題をしみ込ませている。適切な対策をこうじなければ、社会の安定・発展が阻害されることになろう。
受験生のあなたは、休み時間に、法社会のマクロ的な問題を考えてみてはいかがですか。勉強中は、合理的な学習を日々、あみ出し、頑張ってください。
絶対合格!!
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