▼以前、高級官僚のAさんから、「息子をよろしく、お頼み申し上げます」と依頼された。
付属高校からエスカレーター式で大学に入った息子さんのB君。その時から175センチに120キロの相撲取り級の体格だという。
合格体重75キロ(=175センチ-100)に45キロ(=120キロ-75キロ)オーバー。それに、ヘビー・スモーカー。
「よし、数年かかってまず、体型改善からスタートしよう」と私。最初、相撲取り君は嫌がり、私のチェックを拒否気味。
「合格と体重・喫煙は関係ないでしょう」と。それでも、ことの道理を2人で何カ月も話し合った。
「1流の人間は、みんなスリムだよ」
「タバコは、もはや個人の問題ではない。公害ではないだろうか」
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▼それでも、表では「分かりました」と言うが、裏では、従わなかった。彼と私の関係は、数年、続いたが。勉強の方は、よく出来るのだが、本番では、根気が続かない彼。さらに年月が流れた。
そんなある時、「旅に出る」と、言って、北海道に渡った。数か月、何の音さたもない。両親も心配して、探し回った。心労でお母さんが倒れた。脳こうそく。
ヒョッコリ、帰ってきた彼、ビックリである。その日から、病院につめて、母親の世話をかってでた。毎日、何回も何回も、足をもみ涙ぐむ。
「ボクのせいで、病気になったんだ」
後悔で身も心もヅタヅタにたってしまった。
「ごめんネ、母さん・・・」
数か月後、母親の病状が少しよくなってきた。この年、司法試験に上位合格した。その時、タバコのにおいはすっかり消えていた。彼の体重は、69キロだった―――。
絶対合格!!
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