司法試験・予備試験の合格を、決める君よ！　「いい仕事をして、稼げる弁護士！」を目標に、「成川合格塾」でわしの個別指導をうけているT子さん。最近まで、暗記型の学習で、昔は大学受験、今は司法試験に臨んでいた。彼女、とにかくものすごい暗記力の持ち主。「暗記にかけては、これまでに出会った受験生のうちでも、1、2を争うのではないか？」と、いつも感心する。しかし、司法試験はもちろん、公認会計士試験や弁理士試験などの「大きな試験」は、「理解」がなければ、合格は難しい。膨大な出題範囲のすべてを丸暗記したところで、どうしようもない。各項目間の関係性、論点と論点のつながりや飛躍、重要ポイントやテクニカル・タームを結ぶ論理的整合性などについて、自分の頭で考え抜き、正しく把握されていないと、合格答案を作成することは出来ないからだ。T子さんに限らず、暗記中心の受験生は本当に多い。わしは、この業界で、40余年の経験があるが、暗記型学習は一向に減らない。そういった意味で、多くの受験生が用いているノウハウは、まさに旧態依然なのだ。PCやスマホなどの情報端末が、これほど目覚ましい進化を遂げているというのに、人間（それも若い人たち）の発想というか方法論は、数十年前と、さして変わっていない！　わしは、暗記中心の受験生のことを「暗記ちゃん」と呼んでいる。愛情を込めて、と同時に、「そんなお坊ちゃん、お嬢ちゃんの甘いやり方では、難度の高い試験を突破することは出来ませんよ」とメッセージを込めて。暗記ちゃんでは、司法試験・予備試験のような「大きな試験」を物にすることは無理なのだ。身に覚えがある人は、すぐに理解中心の学習に切り替えて、合格を目指しましょう。ただ、誤解のないように一言添えておくが、わしは「暗記など必要ない」と言っている訳ではありませんよ。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ！　理解した上で、少しだけ暗記。
さあ！　今日も“ドカ――ン”と行くぞ！　絶対合格だ！！
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Q：私の兄（31歳）が、司法試験の浪人生です。同居している父と、よく口喧嘩をします。「家でダラダラしているなら、受験止めて働け！」「そもそも、『資格でも取れ』って言ったのはオヤジの方だろ！」の応酬です。母も、とても困っています（東京都、合格ネーム・NKさんの妹）。
A：親子の関係がマズい原因は、“成績が悪いこと”や、“不合格という結果”ではありません。彼が、ご両親を“カマし足りない”のです。“カマす”とは、自分や他の人を勇気付け、元気にすること。「僕がたくさん稼いで、お父さんとお母さんが将来ヨイヨイになっても、楽に生活できるようにする」「法曹資格を取って、都知事に立候補をするぞ！」「国政選挙に出て、国会議員になってやるぞ！」など、何でもいいので、ご両親に夢を大きく語りましょう。家族がみんな喜んで、文句を言わず彼を応援してくれるようになります。頑張ってください。
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