「予備試験を受けると決めたら、合格するまで諦めない」と、いう話をします。
予備試験では、20~24歳以外の一般受験生、通称「イチ組」が合格する割合は、100人受けて、1人です。
20~24歳の優秀な大学生を中心とする「ゴ組」と呼ばれる人たちでさえ、受かるのは、100人中、7人です。残りの93人は、不合格者です。試験委員に相手にされていない、という意味では「イチ組」と、同様です。
だから、「まともな方法で受験を始めた=受かった」。これが、本質です。
「人生、“オギャー”と生まれた=ハッピー」と、いうのと同じです。
ところが、「イチ組」で受からない人たちのほとんど、100人中、98人は、「何となく、やっている」だけなのです。
分かりやすい現象として、不合格者の中で、コーチである私より動作の速い人は、いまだにいません。
そういう意味で、「98人」に入る人は、受験を止めて、あなたにとって充実した違う道に進んだ方がいいのです。それは、寿司職人かもしれません。塾講師の人もいるでしょう。100%完全燃焼できる仕事であれば、何でもかまいません。
受験の世界に入ったからには、しのぎを削って、残りの2,3%に入る。そして合格するのです。受かる人間になるのです。受からない人とは、精神構造が全然違います。大人と子どもくらいの差がありますから、勝負になりません。時間とともに、必ず受かります。しかし、行動が伴わなければ、考力と技力が一致せず、受かりません。
あなたは、受験界に入ったからには、抜けない。抜けるくらいなら、最初から入らない。
そうしましょう。
行け!
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