(1)「この世、この社会で、自分をもっと成長させたい」と願っている。自分の人生を、前向きに捉えている。同じ年代の人たちは、土日や祝日には、配偶者や子供たちに、家族サービスをしている。奥さんとショッピングなども、楽しんでいることだろう。兼業受験生は、そのようなリラックスする時間を、振り切って、「法曹になろう」と夢に向かって、自分にムチを打っている。自分、家族の将来の繁栄願って、休みの日に、7時間以上、机に向かう。将来への教育投資として、法学を究めている姿は、美しい。
(2)しかし、その反面。今のところ、一応、人並み以上の生活が出来ているものだから、ともすれば、勉強への突っ込みに、欠けるところがある。「名古屋ゼミ」では、「短答 過去問 アレンジ答練2015」をベースに、置いている。「短答」と「論文」の同時合格を目ざしているからだ。
① そこでは、前回の試験結果より、成績が落ちることが、かなり見うけられる。
② 出来た肢でも、理由づけが甘い。つまり、“理由なき正解”が、かなりある。わしの40数年前の受験時代なら、考えられない不注意や、ミスだ。
(3)1、2回の失敗なら、仕方がないこともあろう。しかし、それがいつもだと、どうしようもない。自己分析能力が、不足しているわけだ。今回は、全員が前回より、低い成績になった。採点結果を見た。わしは、“カッ”と怒った。「君たちは、試験をなめているのか!」「司法試験・予備試験は、20歳の若い人でも受かるのに、いまだに、グズグズと同じ失敗を繰り返すのか!」「今後、50点中、45点以上取らないければ、2階の窓から、身投げする覚悟でやれ!」。相手は、1流企業や1流学校のエリートや、有資格者だ。年齢は、30代、40代。「仕事では、部長、先生と呼ばれる人が多い。一応の人物を、“かます”“叱る”のは、わしとしても、つらい。しかし、彼らの合格を真に願うなら、鉄の言葉も仕方がない」。成績がパッとしない彼らの心情の底には、「しょせん、本業の合い間にやっているから」「成績が悪くても、当面、生活に困らない」「忙しいから・・・。寝不足にもなっている」。そこで、わし。「なめては、いけない。司法試験・予備試験を軽く見る奴は、ただじゃ置かない」「お子様ランチ的な勉強や、趣味感覚でやるなら、(社会的な)死が待っている」「今までに、わしにしては上品なほど丁寧に教えていたが、もう、我慢出来ない!」「彼らに、一日一生のすごさを見せてやる。自分の大切な人生を、なめてはアカンゾ!」「わしも、命をかけて、始発の新幹線で、東京からやって来ているのだ!」「お遊びでは、ないのだ!」。そこで、7月の「名古屋ゼミ」では、50点中、45点以上を取らなければ、ペナルティーとして、罰金を科すことにした。もちろん、受験生には、短答の問題に対しては、肢ごとをシャープに、スピーディーに解くテクニックは、何百回も教えてある。「理解するまでは、先へ進むな!」と、これまでに何百回も注意している。要は、“受験のプロフェッショナルさ”を、身につければいい。それには、次の点を注意する。
① 間違った問題は、分かるまで、トコトン考える。必ず、止めをさす。それでも分からないときは、“△印”をして、先に進む。後からわしや先生に、質問する。
② “分かる”→“先へ進む”だ。
“分からない”→“先へ進まない”、を徹底する。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 「短答 過去問 アレンジ答練2015」で、“短答力”を大幅にアップし、“論文力”を接近させ、絶対合格を果たそう。先手必勝でやれば、もれはない。万が一、もれがあっても、カバーできる時間的余裕がある。いくぞ!
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 30代、40代の受験生たち。「四の五の言わない」。本物の勉強をして、早目に受かる。どうしても、遅めになりそうなら。わしの「合格マネジメント」を受講出来る。さあ! 今日も、“生きるプロフェッショナル”の一日を送る。
勉強も仕事も、いくぞ! トコトン“爆勉”する! 絶対合格!
▼本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。
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【成川先生の合格語録】
「本当は、君の人生は、今日一日しかないのだよ!」
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Q:娘が司法試験受験生で、今年の短答試験が不合格でした。勉強方法を聞くと、ロー・スクール時代の資料や予想問題を中心に勉強して、過去問は数年分の問題を解いただけとのこと。この勉強法は正しいのでしょうか(京都府、合格ネーム・KNさんの母)。
A:勉強する範囲は、過去問だけでよいでしょう。試験というのは保守主義であり、過去の問題からしかでませんので、徹底的に潰しましょう。ただし、暗記することはいけません。必ず、内容を理解するようにしましょう。2015年7月1日に、平成27年(2015年)単年版 司法試験・予備試験 短答 過去問集(スクール東京出版) が出ましたので、利用してみてください。
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