(1)上位合格者は、構成用紙を簡潔に、素早く書く。メモ書きやラフ・スケッチといった具合だ。一方、上位合格者になれない人たちは、構成用紙の段階で、あれこれと書き込み過ぎる。一見しても、何が書かれているのか、すぐには分からない。
(2)上位合格者は、制限枚数・字数のギリギリまで書く。概ね、90%以上は、ビッシリと論述する。一方、上位合格者になれない人たちは、制限枚数・字数に遠く、至らない。5割や6割程度で、力尽きてしまう。
さて、今度は、合否を分ける原因を分析してみよう。
(1)構成用紙を早く仕上げると、それだけ答案にかけられる時間が多く取れる。逆に、構成用紙でもたついていると、時間が足りなくなる。焦りから、誤字や脱字などのケアレス・ミスも多くなる。
(2)パッと見て、すぐに分からないと、答案構成として役に立たない。「文字」というより「図表」のイメージが重要なのだ。ゴチャゴチャしていて、ちゃんと読まないといけないようでは、答案構成の失格です。
(3)制限枚数・字数は、「できれば、これだけは埋めてください」という試験委員からのリクエストであると同時に、「詳述すれば、これだけは自然と埋まるはず(場合によっては、もっと多くが必要かもしれない)」という要請でもある。だから、本当は、8割以上が、合格答案の目安。
(4)枚数・字数が少ないよりは、多い方が、「勉強を一生懸命、やって来た」という証拠になる。試験委員に対して、合格への熱意も伝わる。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 答案用紙を、埋め尽くそう。さて、論文の個別指導を受けたい人は、「スクール東京」の先生に依頼するとよい。「試験委員コメント集」をベースにして、ていねいに教えてもらえる。
さあ! 今日も“カク―――ン”と行くぞ! 絶対合格だ!!
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【成川先生の合格語録】
「上位合格者は、素早く書く!」
【家族からのレター】
Q:社会人の弟が、予備試験を目指しています。最近、上司のパワハラがひどいらしく、「勉強に身が入らない」と嘆いています。数年間、勉強しながら、耐えてきたそうですが、今年の短答試験も不合格だったこともあり、さすがに心が折れています(東京都、合格ネーム・CYさんの姉)。
A:部下をいじめるとは、度量の狭い上司です。気持ちを小さくしては、いけません。それは、いじめる方と同じ土俵に乗っているのと同じことです。彼は予備試験に合格しようとするのですから、誇りをもちましょう。とりあえず、「すみませんでした」と、聞き流します。そして、勉強を朝型に変え、毎朝2~3時間を勉強のため、必ず確保するようにしてください。
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