２０２２年１月１日
この元旦に、あなたは何を思うか。
頭の中で考えることの最大は、「今年は、合格したい」という願いでしょう。
願いというものは、かないます。

司法試験・予備試験の指導を５０年近くさせていただいて、つくづく思うのは、「合格は、受験生の性格で決まる」ということです。
受験を突破する際の性格には、２つの側面があります。

社会的側面と個人的側面です。

（１）社会的側面の性格
「世の中は、自分１人で成り立っていない」ことが、自覚できること。
社会貢献をする、他人に寛大であることが内容です。
この社会的側面が強いと、次の個人的側面が自動的に備わってきます。
その結果、必ず合格する。
本来の「プロフェッショナル」の素養の根源をなす。
ただし、「社会を必ず、よくしたい」という強度な意識がないと、単なる「あこがれ」や「お人よし」に終わってしまいます。
これでは、合格に結びつかない。

（２）個人的側面の性格
いいことを「素直」に、実行できること。
この性格から、科学的なアプローチが、できるようになります。
シャープにもなる。
合格には、必要なものです。
ただし、ともすれば「素直さ」の裏面に、「ずるさ」がある場合が多い。
「自分のプラスのことは、目ざとい。しかし、他人の迷惑など、おかまいなしである」。
ずるい人も、自分が有利になることには、「素直」なのです。
このように、個人的側面は、「素直さ」と「ずるさ」の２つの性格をもち、２つは重なり合っています。
根っから「素直」な人は、必ず合格する。
「ずるさ」をもつ人も、まずまず受かります。

（１）と（２）の性質をもった人が、「真のプロフェッショナル」。
いつの世も、日本の国が、必要としている人である。　
あなたは、ぜひ、このパターンの人物になっていただきたい。

あと４ヵ月余り、「広い心」「素直さ」「「シャープさ」をもって、１日１日を、一瞬一瞬を過ごしてください。

絶対合格！！

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