新司法試験・予備試験の合格を決める君は、経済的に困って、アルバイトをすることもあるだろう。そんなときの注意点を、1つ述べる。
わしの後輩が、東京都内で大手の学習塾を経営している。塾の職員や講師に20代・30代の新司法試験・予備試験の受験生を多数、採用している。そんな中で、ときどき横着者が、紛れ込んでいる。
1年前から、学習塾に勤めているA子は、31歳で現在、新司法試験の1振中。ことしも受験して、結果待ち。塾長に彼女の横着ぶりを話してもらった。
① 週4日、5時間勤務だが、ときどき、連絡もせず遅刻する。
② タイム・カードを自分で押さないことも、しばしば。少し美人なことをいいことに、鼻の下の長い同僚に、「わたしの分、押しといて」と電話してくる。
この点は、塾の事務長が「他人のタイム・カードを押せるのは、明らかに不正だ。以後、やめること」と言っても、「そんなことしていません」と言って、共犯者と口ぐらを合わせる。
③ コピーを30枚する仕事でも、必ず4~5枚、失敗する。ダメになったコピー済み用紙を、すぐ、ゴミ箱にポイ。
④ 講義の板書をさせても、塾の生徒より、汚い字で書きなぐる。
⑤ 塾の事務長が注意すると、「すみません。以後、気をつけます」と、その場限りのパフォーマンス。
⑥ A子は、なまじ法律をかじっているものだから、少し、難しそうな仕事を頼まれると、「そんな仕事、契約書に書いていない」。
⑦ 勤務時間中に、ムダ口をよく、たたく。上司の悪口を塾生に言ったりするから、始末に悪い。
───塾長は、「A子は、まれにみる横着女です」と言う。だったら、「なぜ、やめてもらわないのか」とわしは、質問した。
塾長は、「実は、A子は、この塾の大口出資者の娘さんです。今まで、遠慮していたのですが…。今度、ふざけたことをしたら、出資者に話して、引き取ってもらう」と決心している。
───こんな仕事ぶりのA子は、ことしの新司法試験は、失敗するだろう。受験にも「いいかげんさ」が随所に表れているはずだから。
「合格のゴッドファーザー」は、アルバイト(仕事)でも、勉強でも「謙虚さがなく、横着者は、すごく嫌う」のである。自分の横着ぶりを、自分で直さない限り、A子は2振・3振して、社会の彼方に消えていくであろう。
新司法試験・予備試験の合格を決める君は、A子のようなバカではない。仕事・アルバイトをするにしても、勉強するにしても「誠実で努力する人」である。だから、合格するのだ。
なお、本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、新司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
さあ、今日も元気で行こう。「やるぞ」───。
【成川先生の合格語録】
「横着者は、消えていく」
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