司法試験・予備試験の合格を、決める君よ！　世界屈指のスポーツ選手は、どうやって日々トレーニングするか。実践の練習量は、もちろん最大限に確保する。しかし、家を出てコート・フィールドに向かう時間、着替える時間、トイレに行く時間、控え室からコートに入るための廊下を歩く時間など、あらゆる“隙間時間”で、絶やさずイメージ・トレーニングするという。ボールを捉えてシュートするイメージ、スタートのピストルに瞬時に反応するイメージ・・・。彼らは、“一流だから”そうするのではない。どんな小さな時間でも、練習しようとする姿勢が、彼らをプロへ導くのである。受験生活とは、“法律のプロになる途”。隙間時間の活用は、受験生の基本動作である。それでは、“プロフェッショナルな勉強法No.51” を、どうぞ。
▼「時間がない時は、歩きながら問題を解く」。仕事（バイト）や宿題が多いため、机に向かってまともな受験勉強をする時間がなかなか取れない。道路を歩いている時も、何か工夫がしたいが・・・。
＜×：スベる人＞
（1）外に出ると、いつもノロノロ・モタモタ歩いている。
（2）友人・知人たちと無駄な話をしながら、移動する。
＜〇：受かる人＞
（1）歩道を“動く勉強部屋”と考えて、活用する。
（注）車道は、“地獄の1丁目”と、みなす。危ない。
（2）歩きながら、難しい事項を考える。
（3）交差点で待っているときは、短答（択一）の○×問題を解く。
＜合格ポイント＞
（1）受験生だけでなく、人間、誰でも「1日に2時間、“死に時間”がある」。歩行中・仕事（バイト）中・家事をしている時・待ち時間・トイレの中などでは、あまり生産的なことをしていないことがかなりある。その時間を活用する。
（2）兼業受験生は、特に勉強時間がないから、この“死に時間”の2時間を、トコトン活用する。
（3）専業受験生といっても、ダラダラしていると、“死に時間”が3時間・4時間と、ますます拡大する。気を付ける。
（4）雨の中を歩く時は、考えることを中心にする。カサの下では、「なぜか。なぜか」を考える。資料がぬれるので、問題は、解かない。
＜裏技＞
（1）交差点の信号が青になるまでに、“超特急”で問題を解く。
（2）横断歩道を渡った後、次の信号まで歩行中、（1）で解いた答えの理由を考える。
（3）道路上では、「1分以内で“○”か“×”かを決める」と自分にプレッシャーをかける。
（注）このことで、何事にも早く言動・決断できる習性が身につけられる。
▼本日午前4時更新の「合格ブログ（成川豊彦日記）」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。
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【成川先生の合格語録】
「小さな時間を見つけて、日々トレーニング」
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Q：私は、都内の法科大学院に通う、女子学生です。年が近いので、入学の当初から仲良くしてもらった、同学年の男の子がいました。ただ近ごろ、彼の性格が変わったというか、暗くなったので、心配しています。朝、学校で会っても下を向いています。「最近、どうかした？」と尋ねても、「別に」と冷たく返されます（東京都・MKさんの友人）。
A：暗い人の近くに寄ると、いわば“負のオーラ”が移りますので、放っておけばいいでしょう。人には色々と事情がありますから、様子が変わった理由を追求する必要は、ありません。それより、あなたの貴重な勉強時間が、他人の観察時間に置き換わらないように。「スクール東京」に、受験生の悩みに対応できる女性のカウンセラーがいます。どうしても彼のことが心配であれば、カウンセリングを勧めてください。
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