司法試験・予備試験の合格を、決める君よ!今週も、また日曜日が来た。“プロフェッショナルな勉強法No.147”を、どうぞ。
▼「難問で解けないときは、「しょせん、この世は・・・」と開き直る」。
本試験や答練中、どうしても分からない問題にぶち当たった。制限時間が、刻々と迫ってくる。“ウーン”。焦るばかりだ。どうするか。
<×:スベる人>
(1)頭の中が、真っ白。思考が停止する。
(2)「滑ったら、どうしよう」「家族が、暗い顔をするだろうなあ」など、試験に関係のないことばかり、思いめぐらす。
<〇:受かる人>
(1)「こんな難しい問題は、だれも分からないだろう」と、まず“ひと安心”。
(2)すぐ、次のように考える。
「しょせん、この世は男と女」。
「試験委員も、中年の男と女」。
「同じ人間だから、神や鬼のような問題は、出さない」。
「定義と日本語(社会通念)で、解けるはず」。
<合格ポイント>
(1)見たことがない出題や、難しい問題でも、その場で“自分なりの最善の答え”を出す。
(2)その際、暗記した知識ばかりに頼らない。
(3)同じ人間が考えるのだから、それも、常識をもった専門家が作るのだから、「本質的で、素直な問題に違いない」。
(4)初めから「難しい」と思ってしまうと、脳が固くなる。ビビッテ、普段の力が出せない。
(5)「問題文に“かまされない”。試験委員に敬意しながら、問題文を“かます”」。つまり、精神的、心情的には、同位・同格を保つ。そうすると、問題文が易しく見える。
<裏技>
(1)超難しいと思った問題に対して、「出題していただき、ありがとうございます」と感謝する。
(2)これまで、一生懸命に勉強してきた自分を、奮い立たせる。「自分ができなくて、だれができる」。
(3)問題文に向かって、こぶしを握り締め、カツ。
「なめたら、アカンぞ!」
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