プロフェッショナルな勉強法

派手な講師に、注意!

司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! ○○予備校の現役弁護士・A講師は、パンフレットやインターネットのブログに、写真が大きく出ている。しかし、その予備校で基幹講座の担当はせず、受験生に役立つ参考書を書いているわけでもない。たまに、単発の講座を開講しているだけの様子。「写真の見栄えは、確かにいい。しかし、この講師は一体、何者・・・?」という経験は、ないだろうか。それでは、“プロフェッショナルな勉強法No.44”を、どうぞ!
▼「講師は、自分の目で選ぶ」。予備校・塾の講師選びが、重要なことは分かっている。しかし、選択する学科の先生についての情報がないので、困っているが・・・。
<×:スベる人>
(1)“イケメン”“イケ女”というルックスだけで、講師を選ぶ。
(2)ベラベラしゃべりまくる“セールスマン先生”に、引っかかる。
(3)過去問などまったく研究しておらず、自分の得意なことばかり話す者に、ついて行く。
(4)受講生からの質問を“敬遠する”“嫌う”“逃げる”、しまいには“おこる”講師でも、“マズイ”と気づかない。
(5)合格者がほとんど出ない“アマチュア講師”と、なれ合っている。
<〇:受かる人>
(1)学生・生徒を「ぜひ、合格させたい」という気迫が、感じられる講師を選ぶ。
(2)流ちょうな話ではないが、予習をしっかりしている先生が、好きだ。
(3)過去問を授業の随所に入れて、受験対策をしてくれる人にする。
(4)質問に必ず適確に答えてくれる人の授業を、積極的に受ける。
(5)合格者が平均より出ているかどうかを、重視する。
<合格ポイント>
(1)もし予備校を利用するならば、もっとも気を付けなければいけないのは、「自己責任で選択する」ということである。どの予備校にするか、どの講座を受講するかは、すべての受験生の眼力にかかっている。予備校は利用するもので、依存するものではない。「自分にとって役立つかどうか」、この1点に神経を集中しよう。特に、講師の選択には注意を払う。すべての講師が受講生のことを真剣に考えているのならいいのだが、現実はそうではない。不良講師を見分ける主なポイントを挙げておく。
  ① 「受験生が合格しようが、しまいが、関心がない講師」。授業中に「合格」「過去問第〇〇問との関連」などという言葉を、まったく口にしない。
  ② 「講義の前に、十分な準備をしてこない講師」。講義進行がモタモタしている、あるいは、講義がいつも単調という場合は、これだ。また、準備は部下や後輩にやらせて、自分はベラベラしゃべるだけの「不良のベテラン」もいるから、注意。不良講師は、受講生からの質問を極端に嫌う。
  ③ 「遅刻・休講の多い講師」。自分の講義に責任感があるのなら、遅刻や休講はありえない。受験生にとって時間がどれほど大切か、分かっていない。意識が低いのだ。講師が遅刻・休講してきたら、「泥棒をされた」と思え。
  ④ 「予備校の渡り鳥」。去年はあちらの予備校にいたかと思うと、今年はすましてこちらで教えている。このような講師は、優秀だからスカウトされて転々としているわけではない。その逆である。ほんとうに優秀な人なら、予備校・塾が手放すはずがない。
<裏技>
(1)予備校や塾の職員に、“コッソリ”聞いてみる。
  ① 「あの先生の人柄は、どうですか」。
 「とても悪い」以外は、仕方がない。その感想は、あくまで、職員の主観であるから。
  ② 「お金のことにシビアでは、ありませんか」。
 「お金に汚い」的な考えがあれば、受講しない。この手の講師には、いろんな問題点が、授業・講義中にゾロゾロ出てくるから。
▼本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。
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Q:私の弟(30歳)は、会社員をしながら、予備試験の受験勉強をしています。ここ3ヶ月ほど、出勤の前と、仕事を終えて帰った後に、勉強をする生活を続けていました。ところが、8月の中旬に、急にめまいと吐き気がして、会社を早退し、病院で点滴を受けるということがありました。病気など滅多にしたことがないので、びっくりしました。仕事と勉強で、無理をしたのでしょうか・・・(東京都・FHさんの姉)。
A:どんなに健康な人でも、ぶっ続けで仕事と勉強を続けていると、ストレスが溜まり、体を壊してしまいます。“週に半日”と、“勉強の合間の15分”の休憩を、必ず取ること。休みを惜しんでいると、逆に効率を下げてしまいます。「成川式」合格シリーズの「合格!“仕事・バイト”と“勉強”を両立させて、受かる秘策」DVD(税・送料込み各1,000円)で、面白くポイントをお教えしますので、彼に勧めてください。
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