今週も、日曜日が来た!それでは、“厳選プロフェッショナルな勉強法” No.16をどうぞ!
年に1回しか行われない本試験。会場では、焦ることがほとんどだ。ましてや、闘争心をむき出しにすることなんか、とてもできない。ただ、周囲に翻弄(ほんろう)され、問題用紙にはビビらされっ放しになるだけか・・・?
<×:スべる人>
①「これで自分の人生が、決まってしまうのか」と怯(おび)えて、日ごろの実力が出せない。
②「これでは、マズイ」と気をもち直して、力んでみるが、空回りばかりになる。
③ただ、時計の針ばかりが勝手に進んで行くだけだ。
<〇:受かる人>
①自宅で勉強しているときは、いつも、「今、戦場(本試験会場)で戦っているのだ」と想像する。「勝つ」「合格だ」と小声を出しながら、先に進む。ミスや勇み足があれば、失敗ノートに、書き込む。
②戦場(本試験会場)では、自宅で勉強している通りの力(平常心)と「勝つ」「合格だ」(迫力)をもって、設問に接すればよいだけである。
③「迫力」と「平常心」を最終的に強く持つためには、日ごろから「考えながら量をやる」以外にないことに気づいた。
<合格ポイント>
(1)本番で出せるのは、自分の実力の65%程度である。もし、100%の力が出せれば、誰でも合格できるだろう。「『誰でも』は、いい過ぎではないか」と思う人がいるかもしれないが、普通に勉強していれば、十分に可能である。
(2)では、100%近くの力を発揮するためには、どうすればよいか?まずは、「平常心」。本試験会場では、緊張したり、上がったりするから、6割5歩程度の力しか出せないのだ。心静かに答案に向かれば、8割は確保したも同然である。しかし、これだけでは、足りない。挑戦するパワーに、欠ける。自分の中にある残り20%のパワーを引き出すためには、「闘争心」がいる。グッと答案を押さえつけて、逃さないような「迫力」が、必要だ。平常心でパワー・アップすれば、自分の実力のすべてを試験会場で出し切ることができる。
(3)今すぐ、訓練を開始しよう。
予備校の講義を受けるときも、「迫力ある平常心」。
日々の答練のときも、「迫力ある平常心」。
全国公開模試のときも、「迫力ある平常心」。これで、行く。
(4)「迫力」と「平常心」。この一見、矛盾する心持ちは、日常の中で鍛錬(たんれん)できる。後は、「考えながら、量をやる」。
<裏技>
(1)日ごろ、テキストや問題をやっているときごとに、最後に「本番で、このテーマが出たら、~のように、処理をする」と冷静にチェックする。
(2)「日々、決戦!」と覚悟し、対策を立てていれば、本番では静かな心で社会的な「生か、死か」を、楽しめる。
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