司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! ある先生が、年頭のあいさつにやってきた。40才を過ぎたばかりだが、優秀な法学研究者として、通っている。力作の論文も、2・3本ものにしている。その彼、話が司法試験・予備試験に及んだとき、急にため息を漏らし始めた。
先輩から頼まれて、娘さんの受験指導をしているのだが、これがひどいという。当の受験生は、週に2・3日、昼ごろまで寝ている。約束した時間には、しょっちゅう、遅れる。連絡なしの遅刻。
月に1~2回、指導の日時に、来ないことがある。電話もしてこない。こちらから、連絡しても出ない。翌日、どうしたのかと問いただすと───。
「お腹が、急に痛くなったので・・・」。なぜ、事前に電話の一本もできないのかと問う。
「エッ、エッ、体の調子が悪すぎたので・・・」。悪びれもしない。
彼女が連絡してこないと、この先生も心配してしまう。周囲の人の業務にも、支障が出る。「そんなこと言われても・・・」。関係ないという顔で、返す。
この受験生は、なんと29才にもなっているという。2振中でもある。この話を聞いたわしは、こうコメントした。
「先生も大変ですね。彼女は勉強や受験をする前に、社会常識や礼儀作法を2~3年、学ばないと。3振する者の中に、彼女のようなパッパラパー受験生が多いですよ」。
司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 君は、パッパラパー受験生とは、違う。次の5月には、必勝を期すプロの受験生である。体に気をつけて、“爆走”してほしい。
なお、本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
さあ、今日も“ドバァ───”と行こう。絶対合格だ!!
【成川先生の合格語録】
「礼儀作法が出来る人は、必ず合格している」
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