司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! このブログでは、本当のことを書くことを本分としている。事実を相手に伝えることは、内容が厳しいから、気が引けることも多い。しかし、受験界を見渡しても、「誰も、本音を言わない」。ひょっとして、ことの本質を追求しようとしないかもしれない。本音を言ったり、本質を追求するのは、発信者にとって不利になることが多い。しかし、やらなければ受験界は改善されない。
今日は、通常、起こっていることで、あまりにも当たり前のことを述べる。それは、この時期になって、「基本力がないのに、“論文”“論文”と騒ぐ」ことである。もちろん、「論文」は、合格する上で表面的には一番、大切である。しかし、基本力を身につけていないのに、予想問題という名の新作らしい長文ばかりを読み、ジャンク問を解いても、力はまったくつかない。ここでの本音・本質は、こうである。
まず、基本力をつけるためには、司法試験・予備試験の「短答」の過去問を、1つ1つの肢まで、完全に理解することが一番、近道である。「なぜ、この肢は誤っているのか」「正しい肢のこの部分は、“論文”にも共通する」などと、徹底的に吟味するのである。そうすると、「短答」を勉強していると同時に、「論文」に関する基礎知識も、さらに法的思考もついてくる。本当は、「短答」の全問題を征服してから、「論文」に向かうのが、ベストの方法である。ベストな方法を採っている人は、絶対合格できる。しかし、この時期に、そんな悠長なことは、出来ないという人なら、「短答」「論文」を同時に勉強するしかない。これは、ベターな方法である。
最後に、「論文」だけをやるのなら、まず司法試験・予備試験の過去問の「試験委員コメント集」を、勉強することから始める。試験委員のコメントに沿った内容の答案を書く。これを指導してくれる先生に、1行1行、添削してもらう。これが、グッドな方法である。
司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 間違った方法を採って、1振・2振・3振する人は、よく自分のやり方をチェックしてください。よくないところは、いますぐ改善してほしい。そうすれば、5月には“合格”の二文字を勝ち取ることができる。
なお、本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
さあ、今日も「スコ───ン」と行こう。絶対合格だ!!
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