司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! このほど、「試験委員コメント集」の「採点実感」が当局から発表された。このコメント集は、先に発表された「出題趣旨」と合わせて一体になっている。
「出題趣旨」は、試験委員が出題された「ポイント」である。「採点実感」は、受験生が本試験で書いた答案に対する試験委員の「講評」である。試験委員は、「受講生へメッセージを送る」というコンセプトで公表されている。「出題趣旨」と「採点実感」は、見事に関連していて、大変・大変に参考になる。参考になるどころではない。試験そのものである。ただ、内容の中に、難しい部分がある。そこで、解読のヒントを差し上げたい。
(1)「問題文」と「コメント集」を、一緒に勉強する。「問題文」は、表の内容で、「コメント集」は、裏の内容になっている。
(2)分からない部分は、表や図に書くとよく、理解できる。
(3)出題されている論点に関して、基本書などのテキストと判例を参照する。
(4)それでも、分からないときは、“ヘリコプター”(?!)に乗ることを勧める。「問題文」と「コメント集」を机の上に並べて、真上から少し離して、ゆっくり見る。丁度、“ヘリコプター”に乗って離陸した後、空から地上を見渡す感覚になる。そうすると、「問題文」と「コメント集」の中身が鳥観できる。気持ちにも余裕が出来て、出題されたマクロ・ミクロの論点が、浮き彫りになってくる。
司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! それでも分からないときは、「スクール東京」の先生や、わしに質問してください。丁寧にお答えしたい。これで、司法試験・予備試験の「論文」は大丈夫。合格です。
なお、本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
さあ! 今日も寒いが「バシッ」と行こう。絶対合格だ!!
【成川先生の合格語録】
「“ヘリコプター”に乗って勉強する?!」
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