司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 直前期になって、調子が上がらず、焦っている受験生が多い。彼・彼女らの言動を見ていると、大きな特徴が2つある。
(1)済んでしまった過去のことを、気にしすぎる。「ロースクールの1年のときから、受験勉強を始めたらよかったのに」「夏場にもっと、仕込んでおくべきだった」「答練を受けすぎ、振り回されてしまった」「予備校から“ドサッ”と資料を押しつけられ、パニックになったまま・・・」などなど。“シマッタ”“ヤラレタ”と思うこともあろう。その感想は、ほとんど正しい。反省の材料にもなる。
しかし、である。これらは、すべて過去のこと。済んでしまったものである。だから、君は一切、気にしない。話題にも、しない。過去のことを頭に浮かべても、合格には何の役にも立たない。ただ、ひとつ。失敗したことの改善点を書き出し改善する。それ以外は、すべて忘れること。
(2)これからやってくる将来のことを、気にしすぎる。「まだやっていない項目がかなり残っているのだが・・・」「本番まで、日数が少なすぎる」「5月に、すべったらどうしよう」などなど。“大丈夫かな”“オロオロしそう”と思うこともあろう。
しかし、である。これらは、すべて将来のこと。不確定なことである。だから、君は一切、気にしない。今から、気にしたって、合格には何の役にも立たない。ケ・セラ・セラである。「明日は、明日の風が吹く」。ただ、ひとつの自分の弱点を、できるだけなくしていく。そして、基本項目を深化させること。それ以外は、すべて考えないこと。
「過去」「将来」のことを気にしない。今のことに、全力を集中する。一瞬一生である。
司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 君は、今日やることだけに、すべてのエネルギ―と時間を投入する。
なお、本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
さあ、行くぞ! 絶対合格だ!!
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