今日は、日曜日なので、「プロフェッショナルな勉強法No.20」をお届けしよう。
▼「感謝！　感謝！　感謝！」。いきり立って、受験を重ねるA君。家族にわめき散らして、答練を受けまくるB子さん。2人とも、自分本位で、人に感謝することもないが・・・。
＜×：スベる人＞
（1）本試験や答練で上がったり、ビビったりするわりには、人様や物事に感謝の気持ちがない。
（2）自分のことだけで、頭が一杯になっているので、解けない問題がちょっとあるだけで、パニックになる。
（3）集中力も、発揮できない。思うように成果が出ないと、「もうダメだ」と弱気になってしまう。
＜〇：受かる人＞
（1）次のように、思う。
「試験を受けていられるのは、親・兄弟・家族・恋人、あるいは会社や学校・予備校などのおかげである。勉強を続けて行くうちには、人から有形・無形のお世話を受けているはずだし、迷惑をかけている場合もあるだろう。たった1人で難関に立ち向かっているような顔を、してはいけない」。
（2）「自分は周りの人に支えられて、勉強している」という感謝の気持ちを、忘れない。
＜合格ポイント＞
（1）「みなさん、お世話になり、どうもありがとうございます」という気持ちがあれば「合格の神様」が助けてくれる。
（2）実力が同じなら、感謝の念がある受験生を、「合格の神様」は受からせてくれるのだ。このことは、あなたが「合格の神様」になったつもりで想像すると、よく分かる。
（3）誰もが、周囲の人々に支えられて、勉強していられる。あがったり、ビビったりしている場合ではない。「感謝！　感謝！　感謝！」と思いつつ、喜んで勉強しなければ、ウソである。
＜裏技＞
（1）毎朝、太陽に向かって感謝する。その際、「太陽の神様、穏やかにお過ごし下さい」。「ありがとうございます」と思うことを、忘れない。
（2）後は、自分が気にしていることを、願えばよい。
▼本日午前4時更新の「合格ブログ（成川豊彦日記）」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。
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【成川先生の合格語録】
「感謝しない人は、受からない。仮に試験でうまくいっても、次の人生には受からない！」
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Q：予備試験の受験勉強に没頭しすぎたのか、夫の顔色が最近悪いです。夫はフルタイムで働きながら、勉強していました。最近、部屋には予備校の答練でもらったたくさんの資料が、山のように積んであります。「おれは、まるでゴミだ。ダメなんだ・・・」などと、意味不明の独り言を言うようになりました。夫がこんなふうで、大変頭を抱えております。成川先生の、アドバイスを頂きたいです（栃木県・ENさんの妻）。
A：ご主人の独り言が、余りにも頻繁で悲観的なものが多ければ、うつ病の可能性もあります。これ以上ひどくならないように、勉強のペースを今の5割から6割程度にしたら、どうでしょう。休日は、模試の回数を減らして休むようにします。「年内で積み上げたものを、また復習すれば大丈夫」と言ってあげてください。
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