司法試験・予備試験の合格を、決める君よ！　ある夕方、サラリーマン受験生のAさん（42）が帰宅するため、東京・神田からJRに乗った。車内に入って勉強しようとしたところ、発車間際に、中年の男性が車両に走り込んできた。「アッ！　危ないなあ」。驚いて、その人の顔を見たら、「アッ！」。直属の上司の部長であった。「オッ！」と目を丸くする相手。「ヒヤッ」としたAさんは、たった今、開いたばかりの「体系別 平成27年版 司法試験・予備試験 短答 過去問集 民法 II （スクール東京出版）」を素早くたたみ、カバンに入れた。部長は、隣の東京駅で降りたが、その間の数分が気まずい雰囲気に包まれた。
「オレは、今からホテルで取引先と会合だ。君は、何を読んでいるの」と来た。「ハア、趣味の経済本です」と、お茶を濁すのが、やっとのAさん。東京駅で上司と別れた後、部下は、少し反省気味。予備試験の受験生でもある彼は、いつもなら会社のある側のJR線・改札口に入り、一番遠いホームで立って勉強する。しかし、この日は、少し疲れていたので、会社に一番近い駅の改札口の近くから、乗ってしまったのである。そこで、「ヒヤッ」と、させられた訳である。車内では、上司に受験をしているのを気づかれなかったが、これからは、セオリー通り、一番遠いホームへ行こうと反省した。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ！　こんな出来事を、わしに話したAさんは、「何としても早く合格して、弁護士になろう」「そうすれば、ヒヤヒヤすることもない」と、再度、気を引き締めたという。ここで、わしから社会人受験生へのアドバイス。
（1）仕事関係者には、予備試験・司法試験を受験していることを話さない。（話しても、何のプラスにもならない。かえって、マイナスの影響があることが、しばしばだ）。
（2）受験資料は、必要最小限度のものだけを携帯する。決して、余分なものを持って、出歩かない。（重い。余分な資料があると、集中力が落ちる）。
（3）基本書・テキスト・サブノート類は、紙とテープを使って、表裏の文字等を隠す。（他人に見られると、気になる。受験資料の文字が外から見えると、相手からいらぬ詮索をされがち）。
（4）仕事からオフ・タイムになったら、社会的身分や地位を捨てたり、一途に受験生になりきる。（気分転換がうまくなると、勉強の能率が上がる。このため、合格が1～2年、早くなる）。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ！　わしは、Aさんのような社会人に大勢、弁護士になってもらいたい。世の中の酸いも甘いも知っている“大人の法曹”として、社会での活躍を切望する。広島・大阪・名古屋・横浜・東京ほか“全国のAさん”、ガンバレ！
さあ！　今日も“ビシッ”と行こう！　絶対合格だ！！
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Q：僕は、予備試験の受験生（30歳）です。成川先生のブログを、毎日チェックしています。受験仲間のKMさん（女性）にも、先生を紹介したいです。彼女は、勉強をしていて、つまづくと目標を見失うことがあり、精神的に弱い部分を抱えています。成川先生の動画がインターネット上で見られれば、彼女に“ガツン”というインパクトを与えられると思うのですが・・・（東京都・KMさんの友人）。
A：彼女に、とっておきのサービスがあります。「合格の森」という会員制のウェブサイトで、私の動画を、毎日配信します。見る人の“やる気・元気”が出るよう、各動画に、“特別の気合・パワー”を込めています。今後、動画をたくさん増やし、充実させていきます。受験生だけでなく、その家族の皆さんにも見てもらい、一緒に明るく、元気になりましょう。まずは、「スクール東京」にお問い合わせください。なお、詳細なお知らせは、【成川豊彦先生の特別なお知らせ】よりご登録をお願いいたします。
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