今週も、また日曜日が来た。“プロフェッショナルな勉強法No.280”を、どうぞ。

▼「性欲が収まらないとき、「自分も人」と寛容になる！」。

受験生のＡ君は、大学で、気になる女性（Ｂさん）を見つけた。「話しかけたい」「友達になりたい」「あわよくば、よい関係を持ちたい」と、彼女のことばかり考えている。勉強に集中できないが、どうしたらいいだろうか・・・。

＜×：スべる人＞
（1）相手の事情を無視して、「お茶、しない」「食事は、どう」「一緒に、旅行しよう」と猛アプローチする。
（2）断られても、あきらめ切れない。ストーカー行為が始まる。
（3）Ｂさんの苦情を受けた学校側から、迷惑行為を止めるよう指導を受けたが、自制できない。結局、停学・退学処分となった。

＜〇：受かる人＞
（1）Ｂさんがどんな人であるか、まずはよく観察し、知る。
（2）「賢いタイプ」や「よい性格」なら、こちらから話しかける。少し仲良くなったところで、困っていることの相談に乗ってあげる。自分も、気になっていることを打ち明ける。
（3）よい関係が継続し、「将来、一緒になろう」「２人で事務所を作ろう」と計画。約束がかなう日を夢見て、学校卒業・資格取得など現実的な課題のため、切磋琢磨する。

＜合格ポイント＞
（1）大学入試や資格試験の受験は、孤独な戦いだ。「寂しさ」「つらさ」から、「誰かと性的な関係を持ちたい」という気持ちが湧いてくることもある。
（2）ただ、男女の事情に自分の身を投げ打つことはしない。一時的には、「つらさ」から逃れられるかもしれないが、同時に、勉強に気が向かなくなることも多い。「スベる人」のように学校を追われたり、試験に失敗して、結局、人生を前に進めることはできない。
（3）性的欲求がどうしても収まらないとき、思い切り体を動かして汗をかき、気持ちをスッキリさせてみる。心理療法士によるヒーリング・カウンセリングも効果的である。「風俗店に行こう」という人は、性病罹患等のリスクと比較考量をしなければならない。
（4）ＳＮＳに卑猥なメッセージを書き込んだり、写真を載せたりするのは、低俗。どのみち、周囲にバレるから、止める。
（5）性への興味や願望は、人に不可欠なもの。Ａ君は、「自分も人の子」と、寛容な気持ちで受け入れる。

＜裏技＞
（1）異性などの悩みは、第三者に少し話すだけで、何でもなかったかのように気が晴れる。
（2）相談相手は、異性でかなり歳の離れた人を選ぶとよい。人生の先輩として、あなたに耳を傾けてくれる。きっと、いいアイデアも、くれる。

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